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アレックス・ヴァン・ヘイレン、デイヴィッド・リー・ロスの最初のオーディションについて回想

2024/10/30 12:40掲載
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Alex van Halen / Brothers
Alex van Halen / Brothers
ヴァン・ヘイレン(Van Halen)アレックス・ヴァン・ヘイレン(Alex van Halen)は先日、自身の回顧録『Brothers』の出版を記念したトーク・イベントに出席。『Brothers』の共同執筆者であるライターのアリエル・レヴィによるインタビューの中で、1972年頃に行われたデイヴィッド・リー・ロス(David Lee Roth)の最初のオーディションについて振り返っています。

「俺らは曲を演奏し始めて、演奏が終わる頃にようやくデイヴが初めて何かを言ったんだ」とジョークから始めたアレックスをこう続けています。

「少し誇張しているけど、彼は本当に長くて間延びした話し方をしていた。うまくいかないことが明らかになると、エドが最初にやったことは部屋を出ることだった。“あとはよろしく、アル!”とね。

妙な話だが、俺はデイヴに対して尊敬の念しか抱いていなかった。彼はそこにいて全力を尽くしていたし、俺の目には、彼がそれを軽く考えていたようには見えなかったからな。だから俺は“悪いけど、うまくいかないと思う”としか言えなかった。それで俺たちは友好的に別れたんだ。それから2年が経つまではね。街の誰もが大学に行ったり、働きに出たり、何をするにしても、音楽で生活していくことに真剣に考えている人はほんの数人しかいなかった。これはフルタイムにすべき仕事なんだ」