プライマスからドラマーのティム・“ハーブ”・アレキサンダー脱退

プライマス（Primus）からドラマーのティム・“ハーブ”・アレキサンダー（Tim “Herb” Alexander）が脱退。他のメンバーにとって突然のことで、「大きな衝撃」だったと報告しています。アレキサンダーは脱退の理由を「演奏に対する情熱を失ってしまった」と説明したという。

バンドのキャリアを通じて欠かせないメンバーであったアレキサンダーは、プライマスの最も商業的に成功し、キャリアを決定づけたリリースに参加しています。

アレキサンダーは長年にわたりバンドを離れる時期が過去にも何度かありました。アレキサンダーは1989年にプライマスに加入し、1996年に脱退しましたが、2003年の再結成時に再び加入。その後、2010年に再び脱退しますが、2013年に再加入しました。

以下、バンドの声明より

「10月17日木曜日、僕たちはティム・“ハーブ”・アレキサンダーから、即日をもってプライマスから離れるという内容のメールを受け取りました。プライマス陣営の僕たち全員にとって、これは大きな衝撃でした。

素晴らしい春と夏のツアーを終え、素晴らしい計画が控えている矢先のことだったので、ハーブが突然脱退するという選択をしたことは、僕たちにとって少し困惑することでした。ハーブと何度か連絡を取ろうと試みたものの、彼からの唯一の返答は“演奏に対する情熱を失ってしまった”という内容のメールだけでした。非常に残念なことですが、僕たちは彼の選択を尊重し、それにより僕たちは厳しい決断を迫られることになりました。

僕たちは毎年恒例の新年のライヴをキャンセルすることも検討しましたが、多くの話し合いの結果、レス（クレイプール）とレア（ラリー "レア" ラロンデ）は、ホーリー・マッカレルとフロッグ・ブリゲードのメンバーを加えた拡張版プライマスとして出演することを決めました。これは、エキサイティングなスペシャルな一度限りのイベントになるでしょう。

今後のプライマスの活動については、バンドはトゥールや他のアーティストとドミニカ共和国で（2025年3月に）公演を行うことを楽しみにしています。（ドミニカ公演ではトゥールの）ダニー・ケアリーが再びドラムの王座に座ることを快く申し出てくれました。

（4月以降の）Sessanta（V.20 Tour）に関しては、プライマスは“地球上で最高のドラマー”を探そうと考えています。詳細は後ほどお知らせします。

皆さまのサポートとご理解に感謝いたします」

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