サヴァタージのジョン・オリヴァ　多発性硬化症とメニエール病を公表

米メタル・バンド、サヴァタージ（Savatage）の創設メンバー、ジョン・オリヴァ（Jon Oliva）は、自身が多発性硬化症とメニエール病と診断されたことを公表。サヴァタージは2025年に10年ぶりにライヴを行うことを先日発表しましたが、ジョンは健康上の問題から参加できなくなったことも明かしています。

以下、SNSに投稿されたジョン・オリヴァの声明より

「サヴァタージ・ファンのみんな、こんにちは。

ジョン・オリヴァだ。みんなにお伝えしたいことがいくつかある。まず、ジョニー、クリス、ザック、ジェフ、アルが再び一緒に演奏できることをとても嬉しく思っているよ。ファンのみんなには、俺たちの音楽をライヴで楽しんでほしい。彼らは素晴らしいパフォーマンスを見せてくれるはずだ。

俺自身は、このライヴに参加するつもりだったが、残念ながら、健康上の問題がさらに悪化してしまった。もし何らかの方法で参加できるのであれば、そうしたいと思っていることをみんなに知っておいて欲しい。だけど、俺の健康問題は当初考えていたよりも深刻なんだ。知っている人も多いと思うけど、俺は背骨を3箇所骨折し、そして最近、多発性硬化症とメニエール病と診断された。担当医は、俺が再び健康になるよう協力してくれている。

俺はバンドのメンバーと緊密に協力し、ライヴのあらゆる側面に関わっていくつもりだ。俺は100パーセント彼らを応援しているし、できるだけ早く戻ってくることを約束するよ。それまではスタジオで新曲の制作に取り組んでいる。みんなのことは大好きだし、俺の状況を理解してくれてありがとう。僕の兄弟たちが素晴らしい作品を届けてくれると信じている。

Sava Legionsを楽しんでくれ。
みんなに愛を込めて。
ジョン・オリヴァ」

サヴァタージは10月下旬、10年ぶりにライヴを行うことを発表。2025年4月19日にブラジルのサンパウロで開催される＜Monsters Of Rock festival 2025＞に出演します。

フェスティバルの公式サイトによると、サヴァタージのラインナップは、ベースのジョニー・リー・ミドルトン、ギターのクリス・キャファリー、アル・ピトレリ、ドラムのジェフ・プレイト、リードヴォーカルのザッカリー・スティーヴンスです。

サヴァタージのライヴ開催は2015年に出演したフェスティバル＜Wacken Open Air＞以来