モトリー・クルー(Mötley Crüe)の
ニッキー・シックス(Nikki Sixx)の音楽活動は、義父からもらった安価で不完全な3弦ギターから始まり、それが自身のキャリアを定義したという。もし良質のギターを弾き始めていたら、人生はおそらく違ったものになっていただろうと米Guitar Worldの新しいインタビューの中で語っています。
「初めて作曲を学んだとき、義父から3弦のナイロンギターをもらった。同時に俺はメモを書き始めるようになった。今でもメモ帳を持っている変わったヤツだ、今はiPhoneに書いているけど。校庭での喧嘩など、あらゆることを常に記録していた。
自分の歌詞を読み、ルート音を弾いて、10代の頃の自分の人生を音楽で表現しようとしていた。義父が俺にギターをくれたことで、俺の将来は切り開かれた。もし俺が伝統的なギターを持っていたら、ベースに対する見方はまったく違ったものになっていただろうね。
それからバンドで演奏するようになったが、それらのバンドは本当に演奏できなかった。トップ40の(ヒット曲をカヴァーする)バンドに入ろうとしたこともあったけど、退屈だった。だって、俺は“オリジナル曲がある”と言っても、彼らは“誰もオリジナル曲なんてやらないよ。そんなことしてもお金にならない”と話していたからね。俺はただ、ポケットに入っている、メロディと言葉の重要性にこだわっていたいだけなんだ」