Oasis Credit: Simon Emmett
オアシス(Oasis)の再結成ツアーについて、転売サイトで販売された英国公演のチケット約5万枚が、転売業者が規約に違反しているという理由で無効になることが発表されています。英BBCなどが報道。無効となったチケットはすべて、公式販売者であるチケットマスターを通じて額面価格で再販売されるという。
オアシスが8月に英国ツアーを発表した際、140万枚のチケットが販売されましたが、これを求めて158カ国から1,000万人以上のファンが殺到しました。オアシスはファンがチケットを購入できるのはチケットマスターか、再販パートナーのTwicketsのみと発表しており、転売されたチケットは定価でのみ再販が許可されていました。
しかし、チケット販売から数時間には、数千枚のチケットが転売サイトに高騰した価格で現れました。バンドのプロモーターであるライブ・ネイションとSJMは、今回の無効は価格の高騰とダフ屋行為に対抗するための措置であると説明しています。
ライブ・ネイションとSJMはBBCに対し、販売されたチケットのうち、4%のチケットが転売サイトに流れたと語りました。これは5万枚に近い数字です。
利用規約違反と見られるチケットのキャンセル手続きは間もなく行われるという。誤ってチケットをキャンセルされたと考えるファンは、関連チケット代理店に連絡して、その件を調査してもらうことができるとも付け加えています。
同社の広報担当者はBBCの取材にこう話しています。
「これらの利用規約は、チケットを転売して巨額の利益を得ている二次販売業者に対して措置を講じるために導入されたものです。今回、転売サイトに流れたチケットは全体の4%ですが、一部の主要なツアーでは、最大20%のチケットが、主要な無許可の二次プラットフォームを通じて出回っていることもあります。
ツアーに関わるすべての関係者は、一部のサイトは詐欺の可能性があり、また、他のサイトではチケットがキャンセルされる可能性があるため、ファンに対して、無許可のウェブサイトからチケットを購入しないよう引き続き呼びかけています」