MR.BIGは本当に終わりなのか？　ビリー・シーン「終わりは終わりだ」と語る

MR.BIGは2025年2月にアンコール来日公演を行いキャリアに終止符を打つ予定ですが、　ビリー・シーン（Billy Sheehan）は『We Go To 11』の新しいインタビューの中で、本当に終わりなのか？と尋ねられています。

フェアウェル・ツアーの＜The BIG Finish＞ツアーは、8月23日にルーマニアで開催された＜WTF Rock Fest 2024＞が最終公演で、2025年2月のアンコール来日公演は＜The BIG Finale! Forever In Our Hearts＞という名で行われます。

新しいインタビューの中で、フェアウェル・ツアーの終了は、大規模なツアーを開催することの終わりに過ぎず、特別なライヴを時折やったりするのか、それともMR.BIGは今後スタジオのみのプロジェクトになるのかと尋ねられて、こう答えています。

「終わりは終わりだ。終わったんだ。もし何か特別な事情があれば、1回か2回はライヴをやるかもしれないけど、ツアーやレコーディングは...。僕らは、文の最後にピリオドを打ちたかったんだ。何度も言っているように、僕たちは這うようにではなく、走ってゴールラインを越えたかったんだ。僕たちにとって、完全に機能しているバンドとは、ツアーでライヴを行い、レコーディングをし、アルバムのリリース後にまたツアーに出るようなバンドのこと。それを34年間続けてきて、素晴らしい走りをしてきた。僕たちは地球上の至る所に友人がいる。素晴らしいことだよ。個人的には、世界中の素晴らしい人たちと触れ合うことができたことが、僕たちの最大の財産かもしれないと思っている。僕たちは本当に“正しい方法でやり遂げよう”と決めた。永遠に続くお別れを繰り返すのではなくね。

最後の公演はルーマニアだった。珍しいよね。ルーレットのホイールを回しているときに、ボールがそこに落ちたんだ。素晴らしい時間を過ごしたよ。ヨーロッパでの最後のツアーは、ドイツでたくさんのライヴを行った。素晴らしい。ドイツには多くの友人がいる。ドイツでも大ヒットした。ヨーロッパ全土とイギリスでもね。アイルランドのベルファストとダブリンでも公演をした。僕はアイルランド人なので、とても嬉しかったよ。聖地リバプールでも演奏した。本当に素晴らしい経験だった。最後にビートルズのメロディをソロに少し入れたよ。最高だった。だから、最高の形で終われたと思う。やってよかった。自分たちにできる限り、最高の形でツアーを終えることができた。とても、とても満足しているよ」