Frédéric Chopin - Hulton Archive/Getty Images
モーツァルトに続きショパンの未発表曲が発見されたようです。米ニューヨーク・タイムズ紙は、著名なピアニスト、
ラン・ラン(Lang Lang)による演奏で、この曲を公開しています。
今年9月、ドイツの図書館が、これまで知られていなかったモーツァルトの楽曲を発見しました(詳しくは
こちら)。そして今回、マンハッタンの博物館の学芸員が、長い間行方不明だったフレデリック・ショパンの楽曲と思われる作品を発見しました。ショパンの楽曲が発見されるのは半世紀以上ぶりだという。
作曲家でもある学芸員のロビンソン・マクレランは、モルガン・ライブラリー&ミュージアムの保管庫で文化的な記念品のコレクションを整理している際にこの曲を発見しました。インデックスカードほどの大きさのスクラップにショパンの名前が記されていました。多くのテストと、多くの専門家の確証を得た結果、ほぼ間違いなく本物のショパンの楽曲であることが確認されたという。
ピアニストのラン・ランは最近、ニューヨーク・タイムズ紙のためにこの曲を録音しました。彼は同紙に「ショパンの最も複雑な音楽ではないが、あなたが想像できる最も本物のショパンのスタイルの音楽のひとつです」と語っています。
■ラン・ランによる演奏の映像
https://www.nytimes.com/video/arts/music/100000009784202/chopin-waltz-lang-lang.html