Noel Gallagher and Johnny Marr
1999年、
オアシス(Oasis)が新しいギタリストを必要としていたとき、
ジョニー・マー(Johnny Marr)は「もし誰も見つからなかったら、しばらくの間、僕が代わりにやろうか」と話していたという。英Total Guitar誌は最終号で
ノエル・ギャラガー(Noel Gallagher)の当時のインタビューを取り上げています。
英国の著名なギター専門誌「Total Guitar」は10月18日発売号をもって休刊となりました。最終号では、30年の歴史を誇る同誌が膨大なアーカイブを徹底的に調査し、その歴史を振り返っています。
その中には、オアシスがジョニー・マーをセカンド・ギタリストとして迎え入れる可能性があった頃のノエル・ギャラガーのインタビューもあります。このインタビューは最終号にあわせ、ネットでも公開されています。
このインタビューは、オアシスが通算4作目のスタジオ・アルバム『Standing On The Shoulder Of Giants』の制作を終えた頃(1999年8月以降)に行われました。
同作の制作途中に、ギタリストのポール・ "ボーンヘッド" ・アーサーズと、ベーシストのポール・ "ギグジー" ・マッギーガンが脱退しました。
ロンドン郊外にあるウィーラー・エンド・スタジオで行われたインタビューで、ノエルは、先述の2人が脱退したため、アルバムのギターとベースのほぼすべてのパートを担当したことを振り返りました。また、必要であればジョニー・マーが代役を務める用意ができていたことも明かしています。
「リード・ギターを弾きたいと思ったことは一度もなかった。どちらかというとリズム・ギターのプレイヤーなんだ。曲作りもそうだ。
ジョニー・マーがバンドに手を貸したいと申し出てくれたんだ。彼は“もし誰も見つからなかったら、しばらくの間、僕が代わりにやろうか”と言ってくれた。俺らは“いいね”と答えた。でもその後、ゲム(アーチャー)を迎えたんだ。ジョニーは誰もいなかったら助けるつもりだったんだよ」