Cameron Crowe and Joni Mitchell, photo by Bruce Glikas/WireImage
ジョニ・ミッチェル(Joni Mitchell)の伝記映画について、監督の
キャメロン・クロウ(Cameron Crowe)が最新情報を提供しています。Ultimate Classic Rockの新しいインタビューの中で、「今年中に撮影を開始し、うまくいけば来年のクリスマスには完成するだろう」と話しています。
クロウがミッチェルについての映画を制作していることが報道されたのは2023年。米メディアのAbove the Lineは情報筋の話として、クロウは過去2年間、ミッチェルについての映画をミッチェルと共に開発しており、クロウはこの映画で脚本と監督を務め、クロウが設立した制作会社Vinyl Filmsのパートナーであるグレッグ・マリオッティと共同でプロデュースも行うと報じていました。
クロウは生涯のジョニ・ミッチェル・ファン。クロウは米ローリング・ストーン誌の若い記者だった頃からミッチェルのことを書いており、2021年には『Blue』50周年に合わせてLAタイムズ誌でミッチェルにインタビューするなど、彼女は長年にわたって彼を信頼しています。
クロウはUltimate Classic Rockの新しいインタビューの中で、こう話しています。
「とても興奮しているよ。今年中に撮影を開始し、うまくいけば来年のクリスマスには完成するだろう。
(1983年にクロウが監督したトム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズのドキュメンタリー映画で、最近発掘され再公開された)『Heartbreakers Beach Party』と同様に、これはジョニの人生であり、誰かのフィルターを通したものではない。彼女自身のフィルターを通したものだ。彼女の人生に影響を与えた人物たちについて、皆さんが知っていることもあれば、知らないこともたくさんある。そして音楽は、とても映画的だ」
クロウは、撮影に先立ち、細部に至るまで正確に描くために、自身と制作チームが徹底的なリサーチを行ったと説明しています。
「彼女の初期の人生に登場する多くの人々を見つけました。その多くは今も健在です。彼らと話をし、当時と今とでジョニを知るとはどういうことなのかを聞きました。彼女はサスカトゥーン出身の変わらぬ女の子です。彼女には強い意志と不屈の精神がある。素晴らしい音楽に満ちた、語られるべき物語のある人生です。僕はただそこにいるだけ、まるで『Heartbreakers Beach Party』ようにね(笑)」
クロウは、ミッチェルの人生のどの時代を描くのか、またキャスティングついては明らかにしていません。