ザ・キュアー(The Cure) の16年ぶりの新スタジオ・アルバム『Songs of a Lost World』のヒントとして、
ロバート・スミス(Robert Smith) は、新アルバム用に書いた曲の雰囲気や音楽性を感じられる楽曲を、これまで発表した13枚のアルバムの中から1曲ずつ選び、その13曲についてそれぞれ語っています。その中で、スミスが自分で書いたことを誇りに思った最初の曲や、最も気に入っていないザ・キュアーのアルバムについても明かしています。
これらは、新作の発売にあわせて、アルバムの特設サイトにて公開された1時間40分にわたるインタビュー映像の中で語られています。
●Three Imaginary Boys (Three Imaginary Boys, 1979)
「今聴いても満足できる曲だ。今でも心に響く」
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●At Night (Seventeen Seconds, 1980)
「ライヴではよく演奏している。今回のアルバムと同じような雰囲気を持っているし、アルバムにぴったりだと思うよ」
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●Faith (Faith, 1981)
「これを書いたとき、“ああ、僕は曲が書ける!”と思ったのを覚えている。僕が本当に、本当に誇りに思った最初の曲だった。たいしたことはないが、それでも何かがある。自分が望んでいたものすべてがそこにあった。“Faith”を書いた後、もういいやと思うこともできた。“もう十分だ。自分にもできるということを証明したんだ”と思ったからね」
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●Cold (Pornography, 1982)
「ここ数年、ライヴでよく演奏している。今回のアルバムの雰囲気や音楽性にも合うと思う」
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●The Top (The Top, 1984)
「“The Top”はちょっと合うかもしれない。奇妙な曲で、奇妙な雰囲気があるからね」
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●Sinking (The Head on the Door, 1985)
「またもや、少しばかりの悲観的な曲だ...でも、このアルバム全体は、これまで僕らがやってきたものよりも、もう少し明るくさわやかな感じだ」
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●If Only Tonight We Could Sleep (Kiss Me Kiss Me Kiss Me, 1987)
「これもここ数年、ライヴでかなり演奏している。うまく演奏できれば、とても素敵なムードを醸し出せる曲だ」
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●Untitled (Disintegration, 1989)
「僕のお気に入りのキュアーの曲のひとつ。タイトルを付けなかったのが気に入っている。本当にくだらないことだとわかっているけど(笑)、タイトルを考えない勇気を持とうと思った」
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●To Wish Impossible Things (Wish, 1992)
「これもキュアーのお気に入りの曲のひとつ。なぜか演奏したことはないけど、今回のアルバムには幸か不幸かぴったりだと思う」
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●Treasure (Wild Mood Swings, 1996)
「これは喪失について歌った曲で、クリスティーナ・ロゼッティの詩にインスパイアされている。これもまた、他人の言葉からインスピレーションを得た曲のひとつだよ」
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●The Last Day of Summer (Bloodflowers, 2000)
「最近お気に入りの曲になった。これまであまりピンとこなかったが、良い曲だと思うよ」
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●Before Three (The Cure, 2004)
「アルバム『The Cure』は、おそらく僕たちが作ったアルバムの中で最も気に入っていないアルバムだ。好きではない曲もあるし、唯一、うまくいっていないと思うアルバムだ。“Before Three”は良い曲だ。おそらくうまくいっているだろう」
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●The Hungry Ghost (4:13 Dream, 2008)
「このアルバムには合わないけど、僕は好きだよ。この曲は、もっともっともっと欲しいという欲望に駆られる人々について歌っている。僕も含めてね」
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