アレックス・ヴァン・ヘイレン、ヴァン・ヘイレンの未発表曲をAI使用＆ロバート・プラント起用で完成させたいと語る、バンド伝記映画も検討

アレックス・ヴァン・ヘイレン（Alex van Halen）は、ヴァン・ヘイレン（Van Halen）の未発表曲を完成させることを検討しているようですが、残された録音の多くは、曲にはならないものだという。そのため、人工知能 (AI)を使って新しいギターソロを生成することも考えており、完成したらヴォーカルはロバート・プラント（Robert Plant）に依頼したいとも話しています。またアレックスは、ヴァン・ヘイレンの伝記映画も考えており、現在プロデューサーを探しているという。

アレックスは、10月22日発売の自伝『Brothers』のプロモーションのため、米ローリング・ストーン誌のインタビューに応じています。

アレックスによると、ヴァン・ヘイレンの保管庫には大量の未発表曲が眠っているものの、完成した曲はごくわずかであり、ヴォーカル入りの曲となるとさらに少ないという。アレックスは「どれも小さなピースだよ。たくさんの短いフレーズがあっても、曲にはならない」と話しています。

それでもアレックスは、何年もかかるかもしれないと警告しながらも、リリースする方法を見つけたいと考えている曲がいくつかあるという。アレックスはChatGPTを運営するOpenAIに接触し、「エディ・ヴァン・ヘイレン（Eddie Van Halen）が演奏したであろうパターン」を分析して、新しいギターソロの生成ができないかと打診しているという。そして、アレックスはこの曲を歌うシンガーも想定しているという。「理想を言えば、ロバート・プラントだ」。ロバートとは1993年以来、話をしていないそうですが…。

「正気じゃないと思うだろうね。でも、条件が整えば、物事は実現するものなんだ」とアレックスは付け加えています。

アレックスが現在取り組んでいるもうひとつのプロジェクトは、ヴァン・ヘイレンの伝記映画で、現在プロデューサーを探しているところだという。「これはあくまでも長期的な計画だよ。クイーンの映画だって30年かかっているんだから」と彼は話しています。