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なぜメタリカは常に新しい楽曲をパフォーマンスに取り入れるのか?ジェイムズ「ヒット曲を演奏するだけのレガシー・バンドになることは決してない」と宣言

2024/10/11 12:00掲載
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James Hetfield
James Hetfield "Oh Yeah!" Moments
メタリカ(Metallica)ジェイムズ・ヘットフィールド(James Hetfield)は、なぜメタリカは常に新しい楽曲をパフォーマンスに取り入れるのかについて語るなかで、メタリカがヒット曲を演奏するだけのレガシー・バンドになることは決してないと宣言しています。

メタリカに関するあらゆる最新情報を毎週提供しているポッドキャスト『The Metallica Report』の最新エピソードに出演した際、ヘットフィールドはこう話しています。

「自信があるからね。

アルバム『72 Seasons』が好評だし、ライヴで演奏している曲のいくつかがうまくいっているし、『72 Seasons』の曲は、俺らがこれまでに出してきた楽曲やアルバムのすべてに、シームレスにフィットしていると思う。

恐れを抱いているわけではないが、それに溺れているわけでもない。みんなが“ベスト選曲”を聴きたいと思っていることはわかっているが、新しい曲も聴いてもらうよう挑戦しなければならない。だって俺たちは、ヒット曲を演奏するだけのレガシー・バンドにはなりたくないからね。

すべてはつながっている。俺たち自身とステージに対する自信、ステージに立っていること、そして、すべてのミスはライヴの一部だということを知っていること。それが、ステージに出る前に俺たちが口にする言葉の一部なんだ。“すべてのミスは(伝統からの)解放なんだ”とね。

(ライヴ中に違うプレイをしても)それはミスではない。本当に、その言葉は馬鹿げている。その夜だけの独特な演奏なんだ。その時何が起ころうとも、みんなが楽しむことができる。率直に言って、それは挑戦だと思う。

曲が崩れてしまい、他のバンドなら大惨事になりかねない場合でも、俺らにとっては、ただ“よし、しくじった。もう一度最初からやろう”とか、“ここから始めよう”と言うだけだ。途中の部分を丸ごとカットして、曲の終わりに“まじか、あの部分を弾くのを忘れていたよ。じゃあ、君のために演奏しよう”と言ったことがある。ファンが許してくれる自由さがある。ファンのおかげで、人間らしくいられるんだ。だから、失敗というものはないという自信がある。絶対に失敗はない。ステージに立ち、ベストを尽くせば、それが心からのものだとわかるはずだ」