楽曲を瞬時に認識する音楽検索アプリ「Shazam」を常に起動させた安物のアンドロイド携帯を電柱の高い位置に設置することで、街の通りで流れる音楽をリアルタイムで記録し続けるというプロジェクト『Bop Spotter』が始動。エンジニアのライリー・ウォルツによる企画で、サンフランシスコを代表する多文化な地区、ミッション地区に設置されています。この携帯はソーラーパワーで24時間365日稼働しています。特設サイトで、その記録が公開され、随時更新されています。
このプロジェクトは、銃声の音を聴いて警察に警告するという、AIを活用した銃撃検知システム『ShotSpotter』から着想を得たものだという。ウォルツはこう説明しています。
「これは犯罪者を捕まえることが目的ではありません。 雰囲気を捕まえることが目的なのです。リアルタイムで何が起こっているかを常に把握するためのものです」
■『Bop Spotter』特設サイト
https://walzr.com/bop-spotter