Green Day / Dookie Demastered
グリーン・デイ(Green Day)は、発売30周年を迎えたアルバム『Dookie』(1994年)の楽曲を、テディベアやゲームボーイ、ドアベル、フロッピーディスク、歯ブラシ、留守番電話などから聴けるプロジェクト『Dookie Demastered』を始動。LAのアートスタジオBRAINとのコラボレーションにより、このアルバムの15曲が、さまざまな家庭用品に組み込まれています。
ファンは、特設サイトで15曲すべてを再生することができ、フィジカル・ヴァージョンを購入できるチャンスの抽選に応募することができます。
バンドは『Dookie Demastered』の特設サイトでコンセプトを説明しています。
「アルバムが30周年のような大きな節目を迎えると、通常、リマスター版が通常フォーマットで発売される。でも、『Dookie』は通常のアルバムではない。
このヴァージョンの『Dookie』は、エッジを滑らかにしたりダイナミックレンジを調整するのではなく、ワックスシリンダーから留守番電話、歯ブラシに至るまで、妥協を許さないほど音質の悪いフォーマットに合うように、細心の注意を払って意図的に音を歪めている。このリスニング体験は他に類を見ないもので、音質だけでなく利便性も犠牲にしており、時には歌詞全体も犠牲になっている。その結果が『Dookie Demastered』だ。パンクロックのフォーマットを爆発させ、時代遅れで不都合なフォーマットに再爆発させたアルバム。これは、決して聴かれるべきではなかった『Dookie』なのだ」
■『Dookie Demastered』
“Burnout” ピアノロール
“Having a Blast” フロッピーディスク
“Chump” Teddy Ruxpin(テディベア型カセットデッキプレイヤー)
“Longview” ドアベル
“Welcome to Paradise”ゲームボーイカートリッジ
“Pulling Teeth” 歯ブラシ
“Basket Case” Big Mouth Billy Bass(オオグチバスの形をした歌う置物)
“She” HitClip(デジタルオーディオプレーヤー)
“Sassafras Roots” 8-track
“When I Come Around” ワックスシリンダー(蝋管/円盤状レコード以前の円筒形レコード)
“Coming Clean” X線レコード(肋骨レコード/レントゲン写真を再利用して作られたレコード)
“Emenius Sleepus” 留守番電話
“In the End” ミニディスク
“F.O.D.” Fisher Price record(子供向けレコード/レコードプレーヤー)
“All By Myself” オルゴール
告知映像
■『Dookie Demastered』特設サイト
https://www.dookiedemastered.com/