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ボン・ジョヴィ「Shot Through the Heart」を共作 ソングライター/プロデューサーのジャック・ポンティ死去

2024/10/10 09:05掲載
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Jon Bon Jovi and Jack Ponti
Jon Bon Jovi and Jack Ponti
ボン・ジョヴィ(Bon Jovi)の「Shot Through the Heart」を共作するなど、数多くのロック/メタル・バンドのソングライターやプロデューサーとして活躍したジャック・ポンティ(Jack Ponti)が死去。米ニュージャージー州レッドバンクの葬儀場が掲載した追悼記事によると、10月7日にニュージャージー州シュルーズベリーにある自宅で亡くなりました。死因は記載されていません。66歳でした。

ジャック・ポンティはニュージャージー州ニューアーク生まれ。本名はジャコモ・ポンティリエーロ。1970年代後半にニュージャージー州で音楽活動を始める。

当時、彼はザ・レストというバンドでギターを演奏しており、そのバンドには、後に有名になるジョン・ボン・ジョヴィがヴォーカルとして参加していた。ザ・レストはレコーディング契約を獲得することはできなかったが、ポンティがジョン・ボン・ジョヴィ(Jon Bon Jovi)と共作した「Shot Through the Heart」は、ボン・ジョヴィの1984年のデビューアルバム『Bon Jovi(邦題:夜明けのランナウェイ)』に収録された。

ザ・レストが解散した後も、アリス・クーパー(「Hey Stoopid」、「Love’s a Loaded Gun」)、キール、ネルソン、ケイン・ロバーツ、トリクスター、ボンファイアー、ドロ・ペッシュなど、数多くのロック/メタル・バンドのソングライターやプロデューサーとして活躍した。

彼は一時、音楽業界から離れたものの、1990年代半ばにアーティストのマネージメントやレコードレーベルのオーナーなど、さまざまな役割で業界に復帰した。2001年のデビューアルバム『Acoustic Soul』がグラミー賞に7部門でノミネートされたインディア.アリー(India.Arie)をマネージメントした。その後もマネージャーやレーベルの重役として裏方として働き続け、亡くなるまでその地位にあった。