NOFXが解散。10月6日、ファイナル・ツアーの最終公演を終え、41年の活動に終止符を打ちました。最終公演に合わせた米ロサンゼルス・タイムズ紙のインタビューの中でもメンバーは、ファイナル・ツアーは素晴らしいものだったが、NOFXはこれで終わりだと主張しています。なお、同紙に記事では「NOFXは解散ではなく引退する」と表現されています。
ファイナル・ツアーは、米カリフォルニア州ロサンゼルスのサン・ペドロにあるBerth 46で3夜連続にて行われた公演で幕を閉じました。各夜異なるセットリストが組まれ、10月6日の最終公演では、彼らに別れを告げるために、何十年も共に歩んできた多数のパンク界の仲間たちがステージに登場しました。
バッド・レリジョン(Bad Religion)の
ブレット・ガーヴィッツ(Brett Gurewitz)とジェイ・ベントリーはアンコールでステージに登場し、バッド・レリジョンの「We're Only Gonna Die」を演奏しました。また
ランシド(Rancid)「Radio」のカヴァーした際にはランシドの
ティム・アームストロング(Tim Armstrong)も一緒に歌いました。
このほか、
ペニーワイズ(Pennywise)のFletcher Dragge、
オフスプリング(The Offspring)の
デクスター・ホーランド(Dexter Holland)、サークル・ジャークス/バッド・レリジョンのグレッグ・ヘトソン、
レス・ザン・ジェイク(Less Than Jake)のJR、フー・ファイターズ/No Use For A Nameの
クリス・シフレット(Chris Shiflett)なども参加しています。
NOFXは、この最終公演で演奏するために新曲を書き下ろしました。曲名は「We Did It Our Way」で、
ファット・マイク(Fat Mike)によると、この曲はレコーディングされることはないとのこと。
当日の映像あり