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セパルトゥラ創設メンバーのカヴァレラ兄弟によるセパルトゥラ再録シリーズは終了 『Chaos A.D.』『Roots』は再録しないと宣言

2024/10/07 21:25掲載
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Cavalera
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セパルトゥラ(Sepultura)の創設メンバーであるマックス・カヴァレラ(Max Cavalera)イゴール・カヴァレラ(Iggor Cavalera)の兄弟によるプロジェクト、カヴァレラ(Cavalera)は、セパルトゥラの初期作品、1st EP『Bestial Devastation』(1985年)、デビューフルアルバム『Morbid Visions』(1986年)、アルバム『Schizophrenia』(1987年)の再レコーディング・ヴァージョンをリリースしました。

マックスはOverdrive.ieのOran O'Beirneから、この再レコーディング・シリーズは今後も続くのか?と尋ねられて、こう話しています。

「ファンからそう聞かれたことがあるし、賛否両論ある。他の作品もやるべきだという人もいるが、俺はこれで終わりでいいと思っている。この3つの作品はブラジルで作られたので、本当に必要だったと思っているんだ。(プロデューサーの)スコット・バーンズが関わった以上、『Beneath The Remains』の音には問題はない。素晴らしい音だと思う。スコット・バーンズの音は、その時代のデスメタル・サウンドの象徴だ。それに、『Chaos A.D.』と『Roots』には敢えて手を付けようとは思わない。

俺たちは、自分たちの限界や限界点については、ある程度わかっている。それは良いことだ。そうじゃないバンドもいるし、そうじゃない人もいる。そういう彼らはただひたすら突き進むだけだ。でも、ライヴでは演奏するつもりだよ。(カヴァレラで)『Chaos A.D.』ツアーをぜひやってみたい。それは完全に検討課題だ」