気持ちはわかるよ。みんなは“ミック・ジャガーは今でもやってるじゃないか”って言うだろうけど、スティーヴン・タイラーは一人しかいない。それはミック・ジャガーの話だ。もちろん、ミック・ジャガーは今でもやってる。彼は化け物中の化け物。ミック・ジャガーはミック・ジャガーなんだ。だから、もしスティーヴンが“もうできない”と感じているなら、それは彼にとって胸が張り裂けるようなものだということも理解できる。すべてのプレッシャーがシンガーにかかっていることも理解している。それに、彼はバックアップ・テープに合わせて歌っているわけじゃないからね。彼がステージに出てきて“Back In The Saddle”を歌い始めると俺たちは“まじか!!”って感じになるんだ。