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エアロスミス最後のツアーのサポートを務める予定だったブラック・クロウズのクリス・ロビンソン、スティーヴン・タイラーの決断に理解

2024/10/06 21:59掲載
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The Black Crowes (Image credit: Ross Halfin)
The Black Crowes (Image credit: Ross Halfin)
ツアーからの引退を発表したエアロスミス(Aerosmith)。フェアウェル・ツアー<Peace Out...Farewell Tour>のサポートを務める予定だったブラック・クロウズ(The Black Crowes)のメンバーであるクリス・ロビンソン(Chris Robinson)はSiriusXMの番組『Trunk Nation With Eddie Trunk』の新しいインタビューの中で、ツアー中止の決断について、自身の考えを話しています。

「俺たちはエアロスミスが大好きなんだ。彼らはいつもブラック・クロウズにとても親切にしてくれて、俺らのお気に入りのロックバンドのひとつなんだよ。ツアーに参加できるなんて本当にクールなことだし、俺たちにとって多くの点で有益なことだった。昨年キャンセルになったとき、俺らはただ“わかった”という感じだった。すでに始まっていたので、俺たちにとっては大きな打撃だった。今年の場合は、何よりもファンとして残念に思っている。(中略)がっかりしたかって? もちろん。でも、さっきも言ったように、あのバンドが大好きだったから、彼らに会えて嬉しかったよ。

気持ちはわかるよ。みんなは“ミック・ジャガーは今でもやってるじゃないか”って言うだろうけど、スティーヴン・タイラーは一人しかいない。それはミック・ジャガーの話だ。もちろん、ミック・ジャガーは今でもやってる。彼は化け物中の化け物。ミック・ジャガーはミック・ジャガーなんだ。だから、もしスティーヴンが“もうできない”と感じているなら、それは彼にとって胸が張り裂けるようなものだということも理解できる。すべてのプレッシャーがシンガーにかかっていることも理解している。それに、彼はバックアップ・テープに合わせて歌っているわけじゃないからね。彼がステージに出てきて“Back In The Saddle”を歌い始めると俺たちは“まじか!!”って感じになるんだ。

ロングアイランドでの公演は、去年のツアーの3回目のライヴで最後の公演だったんだけど、俺たちはみんなスイートルームで公演を観た。ニューヨークには友人や家族がたくさんいるから、みんなでライヴを楽しんだ。素晴らしいライヴだった。俺はリッチ(ロビンソン)の隣に座っていたんだけど、彼らの演奏は信じられないほど素晴らしかった。俺はただただ“わあ”と感嘆するばかりだった。

俺は彼を理解している。俺らは彼らのことが大好きだ。スティーヴンも大好きだ。(彼らのライヴはあれで)最後にならないことを願っている。彼らがまた何かしてくれることも願っているよ。でも、プレッシャーも理解している。自分の体が楽器であることも理解している。これは事実なんだ。(彼は)76歳なんだよ」