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スティーヴ・ヴァイ ギターを始めた時 そのことを秘密にしていた理由を語る

2024/10/01 21:05掲載
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Steve Vai
Steve Vai
ギターレジェンドのスティーヴ・ヴァイ(Steve Vai)は、ギターを始めた時、そのことを誰にも言わずに秘密にしていたという。なぜか? その理由を、自身のシグネチャーアンプSpark Miniの発売を記念してPositive Gridと行った新しいインタビューの中で話しています。

「僕は恥ずかしがり屋だったので、ギターを始めた時は誰にも言わなかったんだ。ギターはとてもクールな楽器で、ギターを弾けば自分がすごくクールな人間になれるような気がした。でも、自分のことはそんなにクールだとは思えなかった。だから誰にも言わなかったんだ」

ヴァイは、表舞台に立つ前に陰でコツコツと努力を重ね、技術を磨いていました。そして、ついにその日が来ました。

「僕は(学校の)コンテスト・イベントに出場して、クラスメイトの前で初めて演奏した。大きな講堂で、僕は歯で(アメリカ国歌の)星条旗を演奏した…そして優勝した。ああいう賞を貰ったのは初めてで、賞金は50ドルだった。とても大金だった。僕と友達全員でそのお金を持って、高級ビールをケース買いしたよ」

同じインタビューの中で、若いギタリストにアドバイスを求められたヴァイは、こう答えています。

「想像力は無限であり、それが最大の武器なんだ。何かを発達させる上で最大の武器となるのは、それを想像する力。このことに気づけば、君にとって最も強力な武器となるのは、それを思い描く力だ。君を後押ししてくれるのは、この力なんだ。思い描けば、実際に目に見える形でそれが表現できる。

それが僕のテクニックを磨く方法だった。僕が最も好きなのは、自分にはできないことを想像して、それを実際にやってみること。それが最大の報酬だった。今でもそうだよ。毎回ね」