HOME > ニュース >

オアシス「Some Might Say」ジャケの駅舎 現在はコテージに 再結成のおかげで予約殺到 オーナーは撮影場所とは知らずに購入したと語る

2024/10/01 18:32掲載
メールで知らせる   このエントリーをはてなブックマークに追加  
Oasis / Some Might Say
Oasis / Some Might Say
オアシス(Oasis)初の全英シングルチャート1位曲「Some Might Say」。ジャケット・カヴァーに登場する駅舎は現在、コテージになっていて泊まることができます。オアシスの再結成のニュースが流れて以降、ジャケを再現したり、写真を撮ったりするためにファンからの予約が殺到しているという。英デイリー・スター紙はオーナーに取材しています。なんでもオーナーはオアシスのジャケの撮影場所であることに気づく前にこの駅舎を購入したそうです。

「Some Might Say」のジャケット・カヴァーは、英ダービーシャー州マトロック近郊にあるクロムフォード駅の使われなくなった南行きのプラットホームで撮影されました。

ジャケット・カヴァーでは、リアム・ギャラガー(Liam Gallagher)が鉄道橋から手を振っており、その下ではノエル・ギャラガー(Noel Gallagher)がプラットフォームに水を撒いています。

ティム・コリスとライアン・フェルプスの夫婦は2007年、使われなくなったプラットホームにある古い駅舎を39万ポンドで購入しました。その後、夫妻は建物の修復に取り掛かり、14万ポンドをかけた改修工事を経て、2009年4月にコテージとしてオープンしました。

自身もオアシスのファンであるにもかかわらず、ティムは購入するまで、この建物とバンドとのつながりを知らなかったという。ティムはこう話しています。

「私はオアシスのファンですが、この場所を購入するまで、そのつながりについてはまったく知りませんでした。ダイニングルームに“Some Might Say”の7インチレコードのジャケット・カヴァーが飾られた写真立てがありました。ライアンに“これは何?”と尋ね、調べてみたら、そのつながりがわかったんです。私たちにそれを売った人はそのことについて一言も言わなかったけど、彼はその写真を持っていたから知っていたはずです。

ここ数年、オアシスのファンが大勢やって来ています。再結成が発表されてからは、さらに急増しました。ものすごい勢いです。ものすごいことになっています。その写真を撮ったアーティストも来てくれました。どうやらモノクロ写真だったようで、より雰囲気が出るように色付けしたそうです。

多くのファンがその写真を再現するためにやって来ます。お客様が戸惑わないように、そのこと(色付けしたこと)をお客様にお伝えしていますが、皆さん快く受け入れてくれています。手押し車を借りたいという人もいて、喜んでお手伝いしています。私たちは再結成コンサートのチケットを手に入れることはできませんでしたが、リアムとノエルを捕まえてチケットとの交換で一晩コテージを貸してあげようかと思っています。

彼らが来て泊まって、ロックンロール・パーティーをやってくれたら最高です。通常、二泊で249ポンド(約5万円)かかりますが、彼らがビッグ・ヒット・シングルのシーンを再訪したいと思っているなら、いつでも対応できると思います」


(Image: Tom Maddick / SWNS)


(Image: Tom Maddick / SWNS)


(Image: Tom Maddick / SWNS)