書籍『坂本龍一語録:教授の音楽と思考の軌跡』が、ぱる出版から11月22日発売。本書は、生前の坂本龍一が交流のあった著名人との対話のなかで発言した数々の言葉を、音楽、文化、社会の分野に厳選し、坂本龍一やYMOに詳しい文芸・音楽評論家の円堂都司昭がその言葉が発言された背景と共に解説します。
■『坂本龍一語録:教授の音楽と思考の軌跡』
円堂都司昭 (著)
<内容>
教授の知られざる、
新たな一面と出合える1冊
本書は、生前の坂本龍一が交流のあった著名人との対話のなかで発言した数々の言葉を、音楽、文化、社会の分野に厳選し、坂本龍一やYMOに詳しい文芸・音楽評論家の円堂都司昭がその言葉が発言された背景と共に解説します。
坂本龍一の71年の音楽と思考の軌跡がよくわかると共に、知られざる新たな一面と出合える1冊です。
目次
第1章 音楽
細野晴臣/高橋幸宏/矢野顕子/武満徹/高橋悠治/小泉文夫/山下洋輔/デヴィッド・ボウイ/忌野清志郎/小室哲哉/アルヴァ・ノト/デヴィッド・シルヴィアン/大貫妙子
第2章 文化
大森荘蔵/吉本隆明/蓮實重彦/中上健次/大島渚/ビートたけし/渋谷陽一/ダウンタウン/中沢新一/福岡伸一/高谷史郎/浅田彰/村上龍
第3章 社会
柄谷行人/筑紫哲也/鈴木邦男/塩崎恭久/東北ユースオーケストラ/坂本一亀
YMOの/と坂本龍一「環境」と歴史、切断と継承の間で
参考文献一覧
<著者について>
円堂都司昭(えんどう としあき)
1963年生まれ。文芸・音楽評論家。1999年、「シングル・ルームとテーマパーク 綾辻行人『館』論」で第6回創元推理評論賞を受賞。2009年、『「謎」の解像度 ウェブ時代の本格ミステリ』で第62回日本推理作家協会賞と第9回本格ミステリ大賞を受賞。他の著書に『YMOコンプレックス』(平凡社)、『ソーシャル化する音楽 「聴取」から「遊び」へ』(青土社)、『意味も知らずにプログレを語るなかれ』(リットーミュージック)、『ポスト・ディストピア論 逃げ場なき現実を超える想像力』(青土社)、『物語考 異様な者とのキス』(作品社)、共著に『バンド臨終図巻』(河出書房新社)など。