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ルー・リード、ヴェルヴェッツ以前 60年代半ばの職業作曲家時代の楽曲をまとめたコンピ 全曲公開

2024/09/27 00:49掲載
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VA / Why Don’t You Smile Now: Lou Reed at Pickwick Records 19VA /
VA / Why Don’t You Smile Now: Lou Reed at Pickwick Records 19VA /
ルー・リード(Lou Reed)ヴェルヴェット・アンダーグラウンド(The Velvet Underground)を結成する前、ピックウィック・レコード(Pickwick Records)で、他のアーティストのためのスタッフ・ソングライターとして働いていました。同レーベルのさまざまなアーティストによって演奏された1960年代半ばの彼の楽曲をまとめたコンピレーション・アルバム『Why Don’t You Smile Now: Lou Reed at Pickwick Records 1964-65』がリリース。ストリーミング配信開始。YouTubeほかで聴けます。

アルバムは9月27日にデジタル配信され、10月4日にフィジカルで発売されます。リリース元はLight in the Attic。

リイシュー・レーベルのLight in the Atticはすでに、リードの未発表音源をリリースする「ルー・リード・アーカイブ・シリーズ」の第1弾『Words & Music, May 1965』などをリリースしています。

今回のリリースは、リードの妻であるローリー・アンダーソン(Laurie Anderson)、ルー・リード・アーカイブ、Light in the Atticとのパートナーシップにより実現したもので、リードがピックウィックのために書いた曲を集めた初のコレクション・アルバムです。レア曲、カルト的な名曲、未発表曲を全25曲収録。ジョン・ボールドウィンがレストアとリマスタリングを担当しています。

ブックレットには、貴重な写真、パティ・スミス・グループのギタリストで『Nuggets』のキュレーターでもあるレニー・ケイによる新しいエッセイ、リッチー・ウンターバーガーによるライナーノーツも掲載されます。

以下は、プレスリリースの抜粋より。

「リードにとってこの時期は非常に多作な時期で何十曲も共作してリリースしました。

リードがピックウィックで働き始めたのは、同レーベルのチーフ・ソングライター兼プロデューサーであるテリー・フィリップスと出会ってすぐのことでした。フィリップスは、ブリル・ビルディングのヒット曲を生み出したソングライティング/プロダクションチームに匹敵するものを社内に作りたいと構想していました。

ピックウィックの作品は流れ作業的なものではあったが、この経験はリードにとって非常に大きな影響を与えるものとなり、ウンターバーガーの言葉を借りれば“ロック、ソウル、ガールグループのサウンド、フィル・スペクター、そして少しばかりの突飛な実験に対する彼の愛を、商業的にリリースされた作品に反映させる最初の機会となった”のである」





■『Why Don’t You Smile Now: Lou Reed at Pickwick Records 1964-65』

01 The Primitives: “The Ostrich”
02 The Beachnuts: “Cycle Annie”
03 The Hi-Lifes: “I’m Gonna Fight”
04 The Hi-Lifes: “Soul City”
05 Ronnie Dickerson: “Oh No Don’t Do It”
06 Ronnie Dickerson: “Love Can Make You Cry”
07 The Hollywoods: “Teardrop In The Sand”
08 The Roughnecks: “You’re Driving Me Insane”
09 The Primitives: “Sneaky Pete”
10 Terry Philips: “Wild One”
11 Spongy and the Dolls: “Really - Really - Really - Really - Really - Really Love”
12 The Foxes: “Soul City”
13 The J Brothers: “Ya Running, but I’ll Getcha”
14 Beverley Ann: “We Got Trouble”
15 The All Night Workers: “Why Don’t You Smile”
16 Jeannie Larimore: “Johnny Won’t Surf No More”
17 Robertha Williams: “Tell Mamma Not to Cry”
18 Robertha Williams: “Maybe Tomorrow”
19 Terry Philips: “Flowers For The Lady”
20 Terry Philips: “This Rose”
21 The Surfsiders: “Surfin’”
22 The Surfsiders: “Little Deuce Coupe”
23 The Beachnuts: “Sad, Lonely Orphan Boy”
24 The Beachnuts: “I’ve Got a Tiger in My Tank”
25 Ronnie Dickerson: “What About Me”