ザ・ポーグスのシェイン・マガウアンを称える巨大な壁画がシェインゆかりの地に誕生

ザ・ポーグス（The Pogues）のシェイン・マガウアン（Shane MacGowan）を称える巨大な壁画がシェインゆかりの地に誕生。

アイルランドのティペラリー州ニーナーに新たに誕生したのは、著名な壁画アーティストのニール・オドワイアーによって描かれたシェインを称える巨大な壁画。ティペラリー州議会の依頼で制作されたもので、シェインの家族も承認しています。

10月6日には、この町で特別イベントが開催され、壁画が正式に公開される予定です。イベントにはシェーンの妻ビクトリアと妹シボーンも出席し、シャロン・シャノンによる音楽が披露される予定です。

すでに、この壁画を一目見ようと、シェインのファンや友人たちがこの町を訪れるなど、この壁画は早くも町で非常に人気の高いランドマークとなっているという。

シェインは生涯を通じて、母親の出身地であるニーナーとの強い絆を保ち続けました。彼の葬儀は2023年12月、同町の聖マリア・オブ・ザ・ロザリー教会で執り行われました。

オドワイアーは、今回の依頼を「これまでに手がけたプロジェクトの中で最も楽しいものの一つ」だと語り、また最近、今回の壁画についてソーシャルメディアでこう明かしています。

「壁画をデザインするにあたり、私はパフォーマーとして成熟したシェインを描きたかった。見る人それぞれが彼が何を考えているのかを推測できるようなものを。

ケルトの盾のデザインは保護と愛を表し、赤いバラはアルバム『Red Roses For Me』と、シェインがバラを愛していたことを表しているんだ。

また、壁画の中でシェインが着用しているスカーフには“Fairytale of New York”のカースティ・マッコール（Kirsty MacColl）、ザ・ポーグス、、Pogue Mahoneのロゴ、シェインと彼の妻、彼の両親、彼の妹のシボーン、母方の親戚であるリンチ家なども描かれています」

妹のシボーンは今回の壁画について、こう述べています。

「私たち家族にとって重要なのは、シェインの容姿や表情がアーティストによって、きちんと捉えられていることでした。ニールがとても美しく仕上げてくれました。壁画にはシェインの存在感と強い印象があり、私たちが望んでいたすべてが詰まっています

私たちの愛するシェインへの素晴らしい賛辞を贈ってくれたニール・オドワイアーとティペラリー州議会に、心から感謝しています。」