Eric Johnson - Jimi's Hendrix guitar
ジミ・ヘンドリックス(Jimi Hendrix)のトリビュート・ツアー『Experience Hendrix 2024』では、ウッドストック含めヘンドリックスが亡くなる直前までライヴで演奏していたギターのひとつである、フェンダーストラトキャスター「イザベラ」が、出演するギタリストたちに提供されており、すでに
エリック・ジョンソン(Eric Johnson)や
ケニー・ウェイン・シェパード(Kenny Wayne Shepherd)らは、このヘンドリックスの最も象徴的な楽器のひとつであるストラトを弾いています。映像あり。
『Experience Hendrix 2024』では著名なギタリストたちが多数集結し、ヘンドリックスに敬意を表し、全米各地でライヴを行います。
ザック・ワイルド、ドゥイージル・ザッパ、クリストーン・“キングフィッシュ”・イングラム、、ロビー・クリーガー、サマンサ・フィッシュ、アリー・ヴェナブルなど、数多くのギターヒーローたちが『Experience Hendrix』の旗印のもとにステージに立ち、今後数週間にわたってヘンドリックスの不朽の名曲の数々を演奏し、解釈していきます。
今年は、ヘンドリックスが1969年の伝説的なウッドストックのステージでも演奏したフェンダー・ストラトキャスター「イザベラ」が出演ギタリストたちに貸し出されます。
このギターは、1968年頃にヘンドリックスがニューヨークのManny's Musicから購入したもの。ヘンドリックスが演奏するたびに多くの傷がつき、ボディにはいくつかのへこみがあり、ヘッドストックにはタバコの焦げ跡があります。
1970年にヘンドリックスが亡くなる直前、彼はこのギターをバンドメイトのミッチ・ミッチェルに譲りました。その後、このギターはポップカルチャー博物館のコレクションに加えられています。
ポップカルチャー博物館の抜粋部分にはこう書かれています。
「ヘンドリックスは生涯に数多くのストラトキャスターを所有していましたが、このストラトキャスターがお気に入りのようでした。1969年のウッドストック・ミュージック&アート・フェアは、この時代のカルチャーを象徴するイベントのひとつであり、ジミ・ヘンドリックスによるアメリカ国歌の並外れた前代未聞の演奏は、このフェスティバルの象徴的な瞬間でした」
ジミの妹で、Experience Hendrix, LLCの社長兼CEOであるジャニー・ヘンドリックスはこう述べています。
「このツアーでイザベラをステージに迎えることができて、素晴らしい気分です。ジミにとって、この楽器は本当に特別なギターでした。実際に曲を書くほどに特別なギターだったのです」
エリック・ジョンソンが「イザベラ」で演奏するために選んだ曲は「Izabella」でした。一方、ケニー・ウェイン・シェパードは「Gypsy Eyes」、「Come On (Part I)」、「I Don't Live Today」、「Voodoo Chile」を演奏しています。
エリック・ジョンソンの「Izabella」は8分56秒あたりから
ケニー・ウェイン・シェパード