EPISODE 1 PREVIEW: Azami Kurotani | Uzumaki | adult swim (c) Junji ITO, Shogakukan / Production I.G., LLC
漫画家・
伊藤潤二の代表作のひとつ、漫画『うずまき』を原作とするアニメーション作品『Uzumaki』。エピソード1のプレビュー映像(約3分)が公開されています。
本作は当初、2020年に米カートゥーン・ネットワーク/Adult Swimの放送枠「Toonami」にて放送される予定でしたが、残念ながら延期に。そして今年2024年についに放送決定。9月28日にToonamiにて初放送され、翌日にはワーナー・ブラザースのストリーミング・プラットフォーム「Max」にて配信されます。
アニメ『Uzumaki』の監督は
長濱博史(『蟲師』『惡の華』など)。音楽担当はアヴァンギャルド・サックス奏者の
コリン・ステットソン(Colin Stetson)。Production I.G USA制作。全4話構成です。
同番組のエグゼクティブ・プロデューサーで、Adult Swimのアニメ・アクションシリーズ担当上級副社長であるジェイソン・デマルコによると、新型コロナウイルスのパンデミックによって、この作品が完全に頓挫する恐れがあったという。
vultureの新しいインタビューの中で、こう話しています。
「パンデミックの影響で、番組の制作はほぼ1年間完全にストップしました。これが最大の打撃でした。スタッフは少人数でしたので、数人のメンバーとその家族が重病にかかったことは、制作と士気の両方に大打撃を与えました。番組を復活させるのは非常に困難でした」
なぜ全編をモノクロで描いているのか?
実は、このアイデアはフライング・ロータスから出たものだという。ロータスはデマルコの友人であり、長年Adult Swimのサウンドトラックでコラボレーションしてきた人物です。
「彼に番組制作の契約がもう少しでまとまると伝えると、彼は“モノクロでやるべきだ”と言いました。素晴らしいアイデアだと思い、番組についての最初のミーティングで長濱さんに提案しました。実は彼も同じことを考えていて、私が提案してくれたことに感激したと言ってくれました。
長濱さんのアイデアは、モーションキャプチャーを使用してすべてをCGで構築し、それをすべてを再描画するというものでした。そうすることで、アニメーターたちは伊藤先生の緻密な線画に取り組むことができると考えたのです」
しかし、この手法はチームの予想をはるかに上回る費用と時間を要する結果となったという。「モノクロで制作するという決定は、制作上の大きな問題となりましたが、明らかに素晴らしい仕上がりになっています」と付け加えています。
以下は以前に公開された映像
新トレーラー映像
ティーザー予告編映像
トレーラー映像
監督のインタビューと第1話の冒頭の一部
長濱博史のインタビュー映像
伊藤潤二や長濱博史らのインタビューをフィーチャーした特別映像
ティーザー予告編映像
(c) Junji ITO, Shogakukan / Production I.G., LLC