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ボブ・マーリーら多くのレゲエ・アーティストのレコーディングに使用されたミキシング・コンソールが売りに 3億6千万円

2024/09/24 21:26掲載
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Helios HJ-1 Dub Station
Helios HJ-1 Dub Station
ボブ・マーリー(Bob Marley)バーニング・スピア(Burning Spear)バニー・ウェイラー(Bunny Wailer)デニス・ブラウン(Dennis Brown)など多くのレゲエ・アーティストのレコーディングに使用された、歴史あるミキシング・コンソールが売りに出されています。販売店はRetro Gear Shopで、価格は250万ドル(約3億6千万円)。

この「Helios HJ-1 Dub Station」は20入力16出力のコンソールで、1973年に製造されたと考えられているHelios HJ-1の希少な現存品です。現在でも完全に動作するこのコンソールは、ジャマイカのキングストンにあるHarry J Studioのメインコンソールとして長年使用され、ボブ・マーリーの最初の4枚のスタジオ・アルバムをはじめ、数多くの伝説的なレゲエアーティストのレコーディングに使用されました。

売り手は、このコンソールが、マーリーの代表曲である「Get Up, Stand Up」「No Woman, No Cry」「One Love」「Jamming」などで使用されたと考えています。

このコンソールは、長年所有していた人物の自宅のレコーディングスタジオから引き取られたもので、売り手は、このコンソールを入手するために実際にジャマイカまで出向いたと語っています。このコンソールには、同じ色のヤマハNS10スピーカーが2台を付属しています。

販売サイトには「Heliosコンソールは入手が非常に困難です。大雑把に見積もっても数十台しかありません。そのほとんどは、素晴らしいアナログプリアンプ/イコライザーチャンネルのために部品が取り外されています」と記載されています。





■該当ページ
https://retrogearshop.com/collections/historic-items/products/helios-hj-1-dub-station-console