Kerry King - Photo by Andrew Stuart
スレイヤー(Slayer)の
ケリー・キング(Kerry King)が
オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)の大好きな曲を挙げるが、それは“暗闇の王子”のあまり知られていない曲の1つでした。英Metal Hammer誌のインタビューの中で語っています。
キングが挙げたのは、オジーが1991年にリリースしたソロアルバム『No More Tears』に収録されている「Mr Tinkertrain」でした。その理由を次のように説明しています。
「オジーにはブラック・サバスから始まる長い歴史がある。でも、俺は、ラジオで時々耳にするような、あまり頻繁には耳にしないような、もっと普通じゃないソロ曲も大好きなんだ。“Mr Tinkertrain”は最高だよ!
(小児性愛なんて)誰にとっても奇妙なテーマだけど、オジーにとっては特にそうだ。この曲は超ヘヴィ。ラジオでこの曲を聴くたびに“やった! Crazy Trainではなく、この曲を流してくれて嬉しいよ!”って感じなんだ。ハハハ!」
海外のセットリストサイトsetlist.fmによると、オジーがライヴでこの曲を演奏したのは1991年10月のコンサートで1回だけだという。
この曲は、若い少女をストーキングし、口説こうとする人物の視点で書かれた曲で、オジーは1992年のMetal Edge誌のインタビューの中で、「Mr. Tinkertrain」を「変質者」についての曲であると表現し、その中心的なキャラクターはアメリカの子供向けテレビ番組のパーソナリティであるミスター・ロジャースのパロディであると語っていました。