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ジョニー・マー、ヴォーカリストとの関係をうまく保つ秘訣を語る 「自分がボスだと思わせておいて、実際には僕が仕切っている」

2024/09/18 17:00掲載
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Johnny Marr
Johnny Marr
ジョニー・マー(Johnny Marr)はバンドが適切に機能するためには、メンバー間の相性が重要だという哲学を貫いてきました。「Questlove Supreme」の最近のインタビューの中で、マーはバンド内での人間関係の重要性を強調し、ヴォーカリストとの関係をうまく保つ秘訣は、ヴォーカリストに自分が主導権を握っていると思わせる一方で、実際は自分が静かに仕切っていることだと語っています。

「バンドの相性は音楽的な面と個人的な面の両方がある。特にプレッシャーのかかる状況やバンドの場合は、ほぼそうだと言えるだろう。

幸運にも成功を収めたバンドにおいては、個人的な相性は音楽的な相性と同じくらい重要かもしれない。これまで参加したバンドでの僕の役割は、たいてい同じだった。僕の役割は、ヴォーカリストに自分がボスだと思わせること。でも実際には僕が仕切っているんだよ(笑)。

自分を聖人君子のように見せようとは思わないが、そこには多くの熱意とエネルギーを注いでいるし、本当に真剣に取り組んでいる。ある意味、(僕の役割は)偉大なイネーブラー(他の人の行動に力を貸す人/陰の助力者)となることだ。もしそうなることができるなら、僕は素晴らしい能力を発揮する。これまで関わってきたフロントマンの技術と才能には本当に敬意を抱いている...クリッシー・ハインドと一緒にプリテンダーズに参加して多くのことを学んだよ。

70年代半ば、僕はギタリストとは何かということについて多くの考えをまとめた。そして、そこから多くのことを学んだ。典型的な例を挙げよう。アメリカではジョー・ペリーとスティーヴン・タイラー。ここイギリスではジミー・ペイジやロバート・プラントがそれに当たる。世界中のギタリストに共通していることなんだ。ありきたりな表現になるけど、多くのミュージシャンは一種のタイプに当てはまる。僕の知っているベーシストの多くは、とても似ている。僕の知っているドラマーの多くも、かなり似ている。彼らは何もすることがないと、気が狂いそうになる。

一方、ギタリストに数日ほど休暇を与えると、ムービーカメラを持って、自分の芸術的な映画を撮っている。僕はその典型的なタイプで、特定のタイプのシンガーとうまく仕事ができたんじゃないかと思う。僕はたくさんのシンガーと一緒に仕事をして、彼らについてたくさんのことを学んできたんだ」