ジェーンズ・アディクションのライヴ中に起きたステージ上での喧嘩についてペリー・ファレルが声明を発表　バンドメンバーに謝罪

ジェーンズ・アディクション（Jane's Addiction）のライヴ中にヴォーカリストのペリー・ファレル（Perry Farrell）がギタリストのデイヴ・ナヴァロ（Dave Navarro）に殴りかかった出来事（詳しくはこちら）から数日、ファレルは声明を発表し、バンドメンバー、家族、友人たちに謝罪し、自分のしたことの全責任を負うと述べています。バンドは、ツアーの残りの日程をキャンセルしています。

「この週末は信じられないほど辛いものだった。時間をかけて考えを巡らせた今、金曜のライヴでの俺の行動について、バンドメンバー、特にデイヴ・ナヴァロ、ファン、家族、友人たちに謝罪するのが当然だと思っている。残念ながら、限界に達した結果、弁解の余地のない行動をとってしまった。俺は、この状況をどう処理するかを選択したことに対して、全責任を負います」

ファレルが言及した「限界点」については、彼の妻も先日SNSで説明していました。

妻によると、ペリーは「ステージの音量が極端に大きく、自分の声がバンドに掻き消されている」と感じていたため、しばらく前からフラストレーションを感じていたという。彼女は、その音量のために彼は毎晩「耳鳴りと喉の痛み」に悩まされていたこと、また、前の方の観客がペリーを侮辱しているのが聞こえたことを説明。そして、バンドがペリーの準備が整わないまま、カウントなしで曲を始めたとき、彼は自分の声が聞こえないことに気づき、これが「限界点」となったと説明しています。

バンドの残りのメンバーは声明を発表し、ツアーの残りの日程をキャンセルすることについて、「自分たちの健康と安全だけでなく、彼の健康と安全を考慮した結果、この選択肢しかありませんでした。彼が必要な支援を受けられることを願っています。すでにチケットを購入してくださったファンの皆様には、残念なお知らせとなってしまい、誠に申し訳なく思っています。ステージ上の安全を確保し、毎晩素晴らしいパフォーマンスをお届けできるような解決策は見つかりませんでした」と説明しています。