ジョニー・キャッシュの弟、カントリー・ミュージシャンのトミー・キャッシュ死去

ジョニー・キャッシュ（Johnny Cash）の弟で、兄と同じくカントリー・ミュージシャンとして成功をおさめたトミー・キャッシュ（Tommy Cash）が死去。ジョニー・キャッシュ・ミュージアムが発表。9月13日に亡くなったと発表していますが、死因は明らかにされていません。84歳でした。

トミー・キャッシュは1940年4月、アーカンソー州ダイス生まれ。彼とジョニーは7人きょうだいのうちの2人。トミーは高校卒業後、軍に入隊し、軍のラジオDJとしても働いた。音楽キャリアの初期にはハンク・ウィリアムス・ジュニアとも共演した。

トミーは1965年にMusicorと最初のレコード契約を結び、その後ユナイテッド・アーティスツ・レコードと契約し、1968年に「The Sounds of Goodbye」をリリースした。翌69年にはエピック・レコードから、ジョン・F・ケネディ、ロバート・F・ケネディ、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアに捧げた、彼の最大のヒット曲のひとつである「Six White Horses」をリリースした。その後も 「Rise and Shine」や 「One Song Away」など多くの楽曲をリリースし、チャート入りも果たした。

トミーは、兄ジョニーが2003年に亡くなった後も、レガシーを尊重し、そのキャリアの過程で世界的な公演を行った。

また音楽活動以外では、トミーはテネシー州の不動産業者としても働いていたという。

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