Paul Di'Anno / The Book of The Beast
元
アイアン・メイデン(Iron Maiden) のシンガー、
ポール・ディアノ(Paul Di'Anno) は、アイアン・メイデン時代の楽曲「Wrathchild」を新録。リリックビデオが公開されています。
オリジナル・ヴァージョンはアイアン・メイデンの2ndアルバム『Killers』(1981年)に収録。
今回の新録ヴァージョンでは、ディアノとZPサート(ドラゴンフォース、スキッド・ロウほか)がヴォーカルを分け合い、ユーライア・ヒープのラッセル・ギルブルックがドラムを、NWOBHMバンド、タンクのクリフ・エヴァンスがギターを担当しています。
このヴァージョンは、9月27日にリリースされるディアノのベスト・アルバム『The Book of The Beast』に収録されます。
ディアノは今回の新録ヴァージョンについて、こう話しています。
「俺は“Wrathchild”のこのヴァージョンが大好きだし、ZPサートと一緒にヴォーカルをとったことで、この曲に新しいエネルギーが生まれた。“Wrathchild”は今でも俺のライヴのセットリストに入っている。俺はこの曲を歌うのが大好きだし、ファンは今でも毎晩この曲に熱狂的に反応してくれるよ。
ドラゴンフォース/スキッド・ロウのZPがヴォーカルで参加してくれたのに加えて、ドラムにユーライア・ヒープのラッセル・ギルブルックが、ギターにタンクのクリフ・エヴァンスを迎えている。なんて素晴らしいバンドなんだ」
『The Book of The Beast』はディアノにとってアイアン・メイデン脱退後初のベスト盤であり、アルバムには「Wrathchild」に加えて、元ブラック・サバスのトニー・マーティンのヴォーカルをフィーチャーしたメイデン楽曲「Remember Tomorrow」の新録ヴァージョンなど、いくつかのスペシャル・トラックが追加されています。
ディアノは『The Book of The Beast』について、こう話しています。
「俺のキャリアの中で、本当に大切な曲ばかり17曲を厳選したんだ。これらの曲のいくつかは、リリース当時はあまりプロモーションされなかったアルバムからの曲なので、今回新たにリマスタリングされたことで、新たな命が吹き込まれているよ」
VIDEO
■『The Book of The Beast』
The Beast Arises
Madman In The Attic
The Living Dead
Die By The Gun
Children of The Revolution
Feel My Pain
Chemical Imbalance
Nomad
The Forgotten Ones
Children of Madness
Remember Tomorrow (Featuring Tony Martin)
Wrathchild (Featuring Z P Theart)
Black Metal (Cover of the Venom classic)
Dream Keeper (Euro Radio Acoustic Version)
The Serpent & The Shrew (Unreleased recording)
Three Words (1996 Pre-Tour Rehearsal Recording)
The Beast Is Back (2003 Home Demo)