David Gilmour - Photo by Anton Corbijn
ピンク・フロイド(Pink Floyd)の
デヴィッド・ギルモア(David Gilmour)はITV Newsの新しいインタビューの中で、
オアシス(Oasis)の再結成とその公演のチケット問題について語り、またオアシスのようにピンク・フロイドが再結成する可能性はあるのかについても質問されました。さらにフロイドの全盛期のようなビッグ・バンドが現れていない理由についても語っています。
オアシスの再結成ツアーのチケットは、需要に応じて価格が変動する「ダイナミックプライシング」を導入していたため、その日のうちに200ポンド(約4万円)以上も値上がりました。
多くの批判が出ましたが、この騒動について、ギルモアは、ダイナミックプライシングのチケットモデルは使用されるべきではなかったと語っています。
ギルモアはITV Newsからオアシスの再結成についてどう思うかと尋ねられてこう語っています
「オアシスは自分たちがやりたいことをやるべきだと思う。
今起こっている奇妙なチケット販売の件についてはよくわからない。チケット料金を設定したら、それを守るべきだと思う」
ギルモアは、オアシスのようにピンク・フロイドが再結成する可能性はあるのかについても質問されました。こう答えています。
「夢物語だ! 実現するはずがない。残っているのは3人だけだし、話もしていない。おそらく今後も話し合うことはないだろうから、実現することはないだろう」
またギルモアは、ピンク・フロイドの全盛期のようなビッグ・バンドが現れていない理由について、こう語っています。
「まあ、あれは黄金時代の一部だったんだ。才能ある若者の将来に投資するという理念を持つレコード会社がたくさんあった。残念ながら、今は同じような状況ではないようだ」
彼は、この原因はレコード会社の「強欲」と「短期的思考」にあると非難しています。