「魅惑の昭和ディスコナイト」特集の『昭和40年男』2024年10月号 vol.087が9月11日発売。昭和(70年代後半~80年代前半)のディスコ文化及びディスコ音楽を大々的にフィーチャーし、あの盛り上がりは一体なんだったのか。何を残したのか。それは今どういう形で継承され残っているのか。さまざまな角度から検証します。
以下インフォメーションより
■魅惑の昭和ディスコナイト
フィラデルフィアを発ち、マンハッタンを経由して東京着。そんなエアラインは存在しないけれど、あの時代、音楽においてその路線はホットなラインだった。
ディスコミュージックは国を越え、世代を超え、時を超えた。人力で生み出されるゴキゲンなグルーヴはダンスフロアだけでなく、ニッポン流に翻訳されてテレビやラジオからも頻繁に流れ、少年少女たちも虜にさせられたのだ。それは『3年B組金八先生』第1シリーズ第10話「女生徒軍団朝帰り」(受験勉強に飽きた女子生徒たちは、友達の家で勉強すると親にウソをつき新宿のディスコへ。そこへ補導に駆けつけた先生たちは叱るどころか一緒にダンスに興じる)に顕著である。
『金八』第1シリーズと同世代の我々は彼女らと同じようにディスコナイトに憧れていたのだ。この特集では昭和(70年代後半~80年代前半)のディスコ文化及びディスコ音楽を大々的にフィーチャーし、あの盛り上がりは一体なんだったのか。何を残したのか。それは今どういう形で継承され残っているのか。さまざまな角度から検証していきます。
『昭和40年男』2024年10月号/第一特集
■『サタデー・ナイト・フィーバー』は今もきらめきの中に
映画のみならずサウンドトラックも大ヒット。世界的なディスコブームを巻き起こし、若手俳優ジョン・トラボルタをスターダムに押し上げたのが『サタデー・ナイト・フィーバー』だ。その魅力と日本のシーンに与えた影響をパパイヤ鈴木に訊いた。
『昭和40年男』2024年10月号/第一特集
■From Ashiya to the World. DJ AKIって知ってる?
リアル世代は無論、ツウなディスコサウンドを追う若者も支持している先輩が芦屋にいる。数々の希少盤を所有し、それらを超高音質でお届け。米、仏、南米で“エレガンスファンク”と称される彼の名はDJ AKI。ぜひお見知りおきを。
『昭和40年男』2024年10月号/第一特集
■同世代のディスコ観 DJ OSSHY
それまでのディスコにまとわりついた危険な夜のイメージを刷新、真昼の太陽の下に連れ出した功績は大きい。高校一年生でDJデビューを果たした昭和40年男が体験した1980年代の東京のディスコシーンの理想と現実とは。
『昭和40年男』2024年10月号/第一特集
■岩崎宏美が振り返る ディスコを踊り、ディスコを歌った十代
1970年代中盤、米国ではモータウンサウンドやフィラデルフィアソウルに端を発するディスコミュージックが出現。日本でそれをいち早く採り入れたのが名匠・筒美京平だった。その体現者としてヒットを連発した歌姫がディスコへの想いや恩師とのエピソードを語る。
『昭和40年男』2024年10月号/【Exclusive Cross Talk】
■【Exclusive Cross Talk】
バブルガム・ブラザーズ
ナウ・アンド・ゼン・プラス・ディスコデイズ
本誌ディスコ特集巻頭の場において、彼らほど相応しいアーティストはいるだろうか。ちょっとワルそうだけど、おしゃれで、ユーモアセンスも抜群の兄貴的存在。そう、我々の不良願望をくすぐってくれたブラザートムとブラザー・コーンによるバブルガム・ブラザーズが本誌初登場!久々にコンビを復活させ、再始動させた意味、そして二人のベースにある昭和のディスコシーンについての話を聞きました。
『昭和40年男』2024年10月号/俺たちの時間旅行 タイム・トラベル 1971
■俺たちの時間旅行 タイム・トラベル 1971
冒頭の「あの頃のTVデイズ」では当時の新聞テレビ欄とともに懐かしいテレビ番組を、さらに「あの日を検証」では取材記事なども交え、1971年(昭和46年)の出来事を振り返ります。
今回は、前田日明が語る『空手バカ一代』、はっぴいえんど『風街ろまん」発売、箱根アフロディーテにやってきたピンクフロイド、日清食品から「カップヌードル」発売、江夏 豊 オールスターゲームで9連続奪三振など、5つの出来事を検証します。
『昭和40年男』2024年10月号/俺たちのアイドル 伊藤 蘭
■豪華連載インタビュー&執筆陣
〈インタビュー〉
ガツンとひと言。兄貴の説教/石井岳龍、俺たちのアイドル/伊藤 蘭、樋口毅宏の神のみぞ知る God Only Knows/ダイヤモンド☆ユカイ
泉 麻人「昭和40年の女」、チェリーのアイドルボム、安田謙一の西の国から吹くコラムSangari★a、錦織一清「時のペン先が綴る物語 少年ニッキ」他
■『昭和40年男 10月号 vol.87「魅惑の昭和ディスコナイト」』
発売日:9月11日
定価(税込):990円
発行:株式会社ヘリテージ
▼ 目次
〈特集〉
魅惑の昭和ディスコナイト
第一章 ステイン・アライヴ
016 昭和のディスコと昭和40年男
020 ディスコと人生を歩んだ伝道師 江守 藹が語る東京ディスコ史
024 『サタデー・ナイト・フィーバー』は今もきらめきの中に
028 劇中のディスコで踊れ !
030 連載:大槻ケンヂ 窓から昭和が見える 第15回
初めてのディスコは「宇宙のファンタジー」だった ! でもね
031 あの頃のディスコシーン 踊り場の個性を振り返ろう
東京:新宿、渋谷、六本木、赤坂 大阪:ミナミ、キタ
039 思い出のステップ Get Dance !
第二章 プレイ・ザット・ファンキー・ミュージック
040 伝説のDJ #1 DJ Jr. #2 DJ ATOM #3 テリー大野
046 From Ashiya to the World. DJ AKIって知ってる ?
048 同世代のディスコ観 DJ OSSHY/甘糟りり子
054 黄金のディスコクラシック40 1975-1982
056 ディスコクラシック チークタイム20
057 ディスコ録音テープ研究所
第三章 おしゃれフリーク
058 ディスコで見かけたファッションアイテム
062 あの頃のディスコデイズ
第四章 ディスコ・ウィズ・ユー
064 近田春夫が語る ディスコと歌謡曲と筒美京平と
068 岩崎宏美が振り返る ディスコを踊り、ディスコを歌った十代
072 ディスコ歌謡 ディスクガイド
第五章 パーティ・ナウ
074 カムバック・ディスコ ! マハラジャ 六本木/BUDOYA
076 東亜会館ディスコの熱い一日
077 阪田マリンの昭和ディスコ
008 【Exclusive Cross Talk】
バブルガム・ブラザーズ
ナウ・アンド・ゼン・プラス・ディスコデイズ
〈連載特集〉
093 昭和46年/1971年
俺たちの時間旅行タイム・トラベル
094 あの頃のTVデイズ
098 前田日明が語る『空手バカ一代』
102 はっぴいえんど『風街ろまん』発売
106 箱根アフロディーテにやってきたピンク・フロイド
110 日清食品から「カップヌードル」発売
114 江夏 豊 オールスターゲームで9連続奪三振
〈インタビュー〉
088 ガツンとひと言。兄貴の説教
石井岳龍
122 樋口毅宏の神のみぞ知る God Only Knows
ダイアモンド☆ユカイ
126 俺たちのアイドル
伊藤 蘭
〈連載〉
085 時のペン先が綴る物語
少年ニッキ vol.18 「FRIDAY NIGHT フィーバー」
086 江口寿史&鈴木ダイスケ
ヒサシ☆ダイスケの回転ちがいのズル休み vol.14
だってMY BOOM IS…水島新司
092 気まぐれ福田君新聞 第70号
「ミサキウマ」
118 昭和アイドル・キャッチフレーズ研究所
チェリーのアイドルボム 第33回「荻野目洋子」
119 安田謙一の西の国から吹くコラム
Sangari★a vol.36 「箕面温泉スパーガーデン」
120 昭和40年の女/泉 麻人 第十五回
ハワイアン歌謡アイドル [日野てる子]
078 news & information
130 編集後記 未定