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ジューダス・プリーストのスコット・トラヴィス 「Painkiller」のイントロについて34年経っても認められるのは「本当に光栄だ」と語る

2024/09/10 13:03掲載
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Judas Priest / Painkiller
Judas Priest / Painkiller
ジューダス・プリースト(Judas Priest)のドラマー、スコット・トラヴィス(Scott Travis)は米アイダホのラジオ局The Pickの新しいインタビューの中で、「史上最も象徴的なドラムイントロのひとつ」とも称される「Painkiller」のイントロについて、34年経っても認められるのは「本当に光栄だ」と振り返っています。

「史上最も象徴的なドラムイントロのひとつ」を作ったことについてどう思うかと尋ねられたトラヴィスはこう話しています。

「どうもありがとう。まったく予想していなかったことだよ。俺は若い頃、若いドラマーの俺はドラムを叩いていると“ああ、俺にも自分の名刺代わりのような特徴的なイントロがあったらすごくクールだろうな”と思っていたんだ。誰もが知っているような、レッド・ツェッペリンの“Rock And Roll”のようなものをね。(エアロスミスの)“Walk This Way”のようなシンプルなものでもいい。あれは象徴的だよね。心のどこかで、ずっと望んでいたことだったと思う。プリーストに参加して、実際にフランスのスタジオでアルバムの制作に取り組んだりしているうちに、それが実現したんだ。こうして何年も経ってから、君のような人たちに認めてもらえるなんて、本当に光栄だよ。ありがとう」

トラヴィスは2022年、ポッドキャスト「Drumtalk」のインタビューの中で「Painkiller」のドラムイントロについて振り返っていました。

「個人的に、ドラムイントロが大好きなんだ。レッド・ツェッペリンの“Rock And Roll”とか、エアロスミスの“Walk This Way”とか、そしてもちろんヴァン・ヘイレンの“Hot For Teacher”とかは誰もが知っている。いつも“もし自分がギターを使わずに、ドラムだけで特徴的なドラムイントロを思いついて、それを本当にインパクトのあるものにできたら”と考えていたんだ。そして、それができたので感動しているよ。

最近、『ドラム・イントロ トップ15』というビデオを見た。もちろん、主観的なもので、誰がリストを作ったのかは知らない。ロック雑誌だったと思う。もちろん、それを見た。(アイアン・メイデン)“Where Eagles Dare”や“Rock And Roll”もあるなか、2位は“Painkiller”だった。俺は“まじか。ありがとう”と思ったよ。俺は2位でも構わなかった。1位は“Hot For Teacher”だった。アレックス・ヴァン・ヘイレンに次いで2位だなんて、最高だよ。繰り返しになるけど、これはひとつの意見であり、誰かが考えたちょっとしたものだ。“Painkiller”を評価してくれて嬉しいし、この曲がジューダス・プリーストの代表曲となり、俺が想像だにしなかったような存在になっていることを嬉しく思うよ」