James Earl Jones and Darth Vader 2002 - Getty Images
映画『スター・ウォーズ』シリーズのダース・ベイダーの声を演じたことで知られる俳優の
ジェームズ・アール・ジョーンズ(James Earl Jones)が死去。ジョーンズの代理人の発表によると、ジョーンズは9月9日の早朝にニューヨーク州ダッチェス郡の自宅で息を引き取りました。93歳でした。
『スター・ウォーズ』シリーズでダース・ベイダーの息子ルーク・スカイウォーカーを演じたマーク・ハミルは、訃報を伝えるニュースをシェアする際に「RIP Dad」というメッセージとともに、悲しみを表す絵文字を投稿しています。
俳優でボクサーのロバート・アール・ジョーンズを父に持つジェームズ・アール・ジョーンズは1931年1月17日にミシシッピ州アルカブトラで生まれた。ジョーンズは母方の祖父母に育てられた。子供の頃は吃音がひどく、学校では無口で過ごしたという。吃音を治すために演技のレッスンを始めた。1949年に高校を卒業したジョーンズはミシガン大学に進学し、当初は医学部を目指していたが、その後、俳優の道へ。在学中に予備役将校訓練課程に参加し、除隊後に俳優となる。映画デビューは1964年の『博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』。
ジョーンズは黒人俳優の先駆けとして数多くの映画やテレビドラマの作品に出演し、ブロードウェーの舞台でも活躍した。声優の代表作は『スター・ウォーズ』シリーズのダース・ベイダーの声。ほかの主な出演作は『フィールド・オブ・ドリームス』、『星の王子 ニューヨークへ行く』、『コナン・ザ・グレート』、アニメ『ライオンキング』(ムファサの声)など。テレビ界のエミー賞と演劇界のトニー賞のほか、映画のアカデミー名誉賞を受賞した。