Bruce Springsteen and Patti Scialfa, photo by Taylor Hill / Getty Images
ブルース・スプリングスティーン(Bruce Springsteen)の妻で、Eストリート・バンドのメンバーである
パティ・スキャルファ(Patti Scialfa/71歳)は、自身が2018年に血液がんの一種である多発性骨髄腫と診断されていたことを公表。
People誌によると、スキャルファは新しいドキュメンタリー映画『Road Diary: Bruce Springsteen and the E Street Band』の中で、多発性骨髄腫と向き合った6年間の闘病生活について初めて語っています。
9月8日にトロント国際映画祭で初公開されたドキュメンタリー映画『Road Diary』は、ブルース・スプリングスティーン&Eストリート・バンドの最新ワールドツアーを追ったもので、現在のツアーに向けて準備を進め、最終的にツアーに出発するスプリングスティーンとバンドメンバーの様子を追っています。
この診断により、スキャルファはコンサートにフル出演ができなくなりました。代わりに、彼女は夫と数曲共演するなど、一部の公演にゲスト出演する程度に活動を制限しています。
ドキュメンタリーの中でスキャルファはこう語っています。
「私はこのバンドで40年間演奏してきました。(新しいツアーの)最初の公演では、ステージに戻ることができてとても気分が良かったです。ツアーは私にとって挑戦となりました」
「2018年、ブルースと私はブロードウェイで演じていました。私は初期の多発性骨髄腫と診断されました」
「この病気は免疫システムに影響を与えるので、自分が何をするか、どこへ行くかには注意しなければなりません。たまにはライヴに出て、ステージで数曲歌うことができます。それが今の私にとっての新しい日常であり、私はそれでいいと思っています」
スキャルファは、33年来の夫であるスプリングスティーンと一緒に「Fire」を歌うのが特に好きだと言っています。
「普段は見ることのできない私たちの関係の一面を見ることができます。ブルースと一緒に再びステージに立てるのは最高です。このツアーでは毎晩、バンドが祝う機会があります」