MR.BIG - The BIG Finale! Forever In Our Hearts
MR.BIGの将来について、
エリック・マーティン(Eric Martin)は米ビルボード誌の新しいインタビューの中で、今後のレコーディングや、同じ場所での連続公演の可能性について改めて示唆しています。
「みんなとツアーを回って、僕らはとても息が合っていると感じた。僕らはとても仲が良い。なぜ別れるんだ?なぜ終わってしまうんだ? こうも思った。“今さら引き下がれないよな。モトリー・クルーやキッスといった他のバンドを、僕らは笑い飛ばしている。あんな風にはなりたくないね!”。そして、僕はこう考えた。“誰が気にするんだ! 間違えたんだ !戻ってこよう!”。 バンドは最高の状態で派手に去っていくべき? 僕たちは90年代よりもずっと強固な絆で結ばれていて絶好調だ。やめずに続けよう!」
しかし、MR.BIGは2025年2月の東京・大阪公演が最後の特別な公演となると発表しています(詳しくは
こちら)。マーティンはMR.BIGがツアーやライヴを行うバンドとしての活動を本当に終えたとしても、バンドが完全に活動を停止する必要はないと語っています。
「僕は常にアルバム制作の可能性を残しておきたいと考えているんだ。(7月にバンドがリリースした『Ten』が)僕たちの最後の作品にならないことを願っているよ。
僕たちはもうツアーをしない。誰もがそれに同意した。誰もツアーをしたくないならそれはそれでいいけど、アイデアを出し合うことはできないのかな? Zoomで曲を書いたりすることはできないのかな? 僕はまだそれができると思うし、ぜひそうしたいと思っているんだ」
「もう妻はいないし、子供たちももうすぐ20歳になる。僕は暗闇の中に座って“ああ、神様、今すぐMR.BIGに戻りたいよ”と思うんだ。“みんな、どう思う?”と聞いてみるかもしれない。電話を切られるかもしれないし、“やろう”と言うかもしれない。もう本格的なツアーはやりたくないけど、5つか6つのライヴをあちこちでやるのはいいかもしれない。ニック(ディヴァージリオ/ドラマー)が“どこかでレジデンスを(同じ場所での連続公演)やるのはどう?”と言っていた、インドネシアとか、ラスベガスとか、フィリピンとか、どこでもいい。その可能性のドアを開いておきたいんだけど、自分一人では何もできない。他の人に助けが必要だ。だから、これからだね」