リンキン・パークが新たに女性ヴォーカルと新ドラマーを迎えて再始動　新曲＆ライヴ映像公開　新アルバム＆ツアーも発表

リンキン・パーク（Linkin Park）が新たに女性ヴォーカルと新ドラマーを迎えて再始動。新曲を公開し、また新アルバムのリリースとツアーも発表しています。さらに新体制初のライヴ・パフォーマンスも行い、この模様はライヴ・ストリーミング配信されました。

新しいヴォーカリストは、ロサンゼルスを拠点とするバンド、デッド・サラ（Dead Sara）のシンガー、エミリー・アームストロング（Emily Armstrong／38歳）。

新体制にはマイク・シノダ（ヴォーカル、マルチ・インストゥルメンタリスト）、ジョー・ハーン（DJ）、ブラッド・デルソン（ギター）、フェニックス（ベース）のオリジナル・メンバーも参加しますが、オリジナル・ドラマーのロブ・ボードンは今回の再始動には参加しません。新ドラマーのコリン・ブリテン（Colin Brittain ／songwriter、producer for G FLIP, ILLENIUM, ONE OK ROCK）が加わっています。

新生リンキン・パークは新曲「The Emptiness Machine」をリリース。ミュージックビデオも公開されています。新アルバム『From Zero』は11月15日に発売され、11曲が収録されます。スタジオ・アルバムのリリースは2017年の『One More Light』以来です。

ツアーも発表され、6日間の『From Zero』ツアーは、9月11日にロサンゼルスで幕を開け、9月にはブルックリン(ニューヨーク)、ハンブルク(ドイツ)、ロンドン(イギリス)、ソウル(韓国)で公演を行い、11月11日にはコロンビアのボゴタで公演を行う予定です。さらに、シノダは米ビルボード誌のインタビューの中で、バンドは2025年に「精力的にツアーを行う」とも語っています。

バンドは今回の発表を記念してライヴ・ストリーミング・パフォーマンスを配信しており、アーカイブが公開されています。

バンドの新時代について、マイク・シノダはプレスリリースで次のように述べています。

「リンキン・パークの前、僕らの最初のバンド名はXeroでした。このアルバムタイトルは、このささやかな始まりと、現在僕らが歩んでいる道のりの両方を指しています。サウンド的にも感情的にも、過去、現在、そして未来についてであり、僕たちの特徴的なサウンドを包含しながらも、新しく、活気に満ちたものです。このアルバムは、新しいバンドメンバーや長年のバンドメンバー、友人、家族、そしてファンの皆さんに感謝の気持ちを込めて制作しました。僕たちは、長年にわたってリンキン・パークが歩んできた道のりに誇りを感じるとともに、これからの旅に胸を躍らせています」

■Linkin Park 2024 Dates:

09-11 Inglewood, CA - Kia Forum
09-16 Brooklyn, NY - Barclays Center
09-22 Hamburg, Germany - Barclays Arena
09-24 London, England - The O2
09-28 Incheon, South Korea - Inspire Arena
11-11 Bogotá, Colombia - Coliseo MedPlus

新曲「The Emptiness Machine」のミュージックビデオ


ライヴ・ストリーミング・パフォーマンス

■『From Zero』

01 From Zero (Intro)
02 The Emptiness Machine
03 Cut the Bridge
04 Heavy Is the Crown
05 Over Each Other
06 Casualty
07 Overflow
08 Two Faced
09 Stained
10 IGYEIH
11 Good Things Go