フリートウッド・マック　クリスティン・マクヴィーの遺品がチャリティーオークションへ

フリートウッド・マック（Fleetwood Mac）のクリスティン・マクヴィー（Christine McVie）の遺品が10月にチャリティーオークションにかけられます。

このコレクションには、フリートウッド・マック時代の多くの一点物を含む、マクヴィーのキャリアを通じて収集された多種多様な品々があります。

注目すべき出品物には、マクヴィーがフリートウッド・マックのツアーで演奏したハモンドXK-5オルガン（予想落札価格6,000ドル～8,000ドル／約90万円～約120万円）、ロンドンの自宅にあったヤマハCLP-470PEデジタルピアノ（3,000ドル～5,000ドル)、未知の手書きの歌詞が書かれた「Tusk」のコード譜、『Rumours』のグラミー賞ノミネート盾などがあります。

美術品、家具、ステージ衣装、宝石などの個人的なアイテムも競売にかけられます。全部で650点以上が出品されます。50ドル程度で落札されると予想されるものもあれば、その一方で、1998年にフリートウッド・マックが殿堂入りした際にマクヴィが受賞したロックの殿堂賞や、英国人アーティスト、エドワード・レジナルド・フラムトンによる額縁入りの絵画(12万ドル~15万ドル)など、それ以上の値がつくと予想される品物もあります。

これらコレクションのハイライトは、8月30日から10月15日まで、ナッシュビルのMusicians Hall of Fame and Museumで展示されます。

オークションは『Julien's Auctions Presents Property From The Life And Career Of Christine McVie』と題されて、10月16日と17日にMusicians Hall of Fameとジュリアンズを通じてオンラインで行われます。収益金はMusiCaresやその他様々なチャリティーに寄付されます。

MusiCaresのエグゼクティブディレクターであるローラ・セグラは声明でこう述べています。

「クリスティン・マクヴィーは伝説的なアーティストであり、常に音楽コミュニティの人々に深い思いやりを示した、MusiCaresファミリーの最愛のメンバーでした。

このオークションの収益は、彼女の遺志を継ぎ、ミュージシャンが必要な支援を受けられるようにするものです。彼女の音楽への愛とそれを創り出す人々への愛は、私たち全員を鼓舞し続けるでしょう」

告知映像あり