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インド出身の11歳のギター少女 米オーディション番組でメタリカ「Master of Puppets」を熱演 観客や審査員を魅了する

2024/08/29 13:45掲載
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11-Year-Old Guitarist Maya Neelakantan Performs
11-Year-Old Guitarist Maya Neelakantan Performs "Master Of Puppets" | Quarterfinals | AGT 2024
インド出身の11歳のギター少女が米オーディション番組『America's Got Talent』でメタリカ(Metallica)の「Master of Puppets」を熱演し、そのパフォーマンスで観客や審査員を魅了しています。どうやら演奏許可をメタリカから得ての演奏だったようで、少女はパフォーマンスを可能にしてくれたメタリカとクリフ・バートン・ファミリーに感謝の意を表しています。パフォーマンス映像あり。

少女の名前はマヤ(Maya Neelakantan)。マヤは数年にわたって、YouTubeでさまざまなギター演奏を披露して注目を集めていました。トゥールのギタリスト、アダム・ジョーンズをはじめとする著名なメタル・ギタリストもファンを公言しています。

マヤは6月に放送された同番組のオーディションではパパ・ローチの「Last Resort」を演奏しましたが、8月27日放送の準々決勝で選んだのは、さらに難易度が高くテクニカルな楽曲である「Master of Puppets」でした。

メタルミュージシャンのハウスバンドに支えられ、満面の笑みを浮かべたマヤはステージの中央に立ち、スポットライトを浴びるなか、激しい演奏を披露しました。演奏後、観客は総立ちで喝采を送っています。

ブランドと音楽を厳重に保護するメタリカですが、どうやらこの曲の使用を特別に許可したようです。

出場者を酷評することで有名な審査員のサイモン・コーウェルですが、マヤのパフォーマンスを大絶賛し、さらに「この曲をマヤに与えてくれたメタリカに、本当に本当に感謝しなければならない。こんなことは滅多にないことだよ」と話しています。

マヤ自身も、ステージ上でのインタビューで「メタリカの“Master of Puppets”を番組で初めて演奏する名誉を得て、とても嬉しく思っています。このような機会を与えてくださったメタリカとクリフ・バートン・ファミリーに感謝します」と話しています。

他の審査員も大絶賛で、ハワード・マンデルは「まるでヴァン・ヘイレンが生まれ変わったようだった」「君がこんな演奏をするとは思わなかった。君は驚きだよ。素晴らしい、大好きだよ!」とコメントし、ソフィア・ヴェルガラは「あなたがこんな音楽を奏でるなんて、まだ信じられない。すごく驚いたわよ。信じられない。完璧な演奏だった。今夜一番楽しかったわ」とコメントしています。

サイモン・コーウェルはメタリカに感謝の意を表した上で、マヤのパフォーマンスについて次のように話しています。

「君は神から授かった才能を持つ人たちの一人だと思う。驚かされるのはいつだって素晴らしいこと。最初のオーディションから成長していく姿を見られるのはいつだって素晴らしいことだけど、今回は本当にステップアップしていた。これ(ギター演奏)は君が一生続けなければならないことだよ。だって、君はこれにとても向いているから。僕は本気だよ」