メタリカ(Metallica)の現ツアー『M72 World Tour』の舞台裏を米TV番組が特集しています。
テレビ局WCCO-TVは、米ミネソタ州ミネアポリスにあるUSバンク・スタジアムで行われたコンサートの舞台裏を見学する機会を得ました。
このツアーには、156名のツアー・クルー、40名の会場設営スタッフ、168名の現地制作スタッフ、92名のトラック運転手がいて、また各公演には800名の地元スタッフがサポートとして参加しています。
また、このツアーでは、64本のギター&ベースが用意されており、そのうち36本はいつでも演奏可能な状態でなければならないという。
さらに各公演で使用されたり、観客に無料で配られたりするために、一公演あたり6000枚のギターピックと25本のドラムスティックが必要だという。
ツアーコーディネーターのジョン・マイケル・マリノは、ギターの数について、WCCO-TVに対して次のように語っています。
「例えば15曲から16曲を演奏するとしましょう。チューニングはさまざまです。また、弦が切れたり、ギターのチューニングが狂ったりするなど、さまざまなことが起こる可能性もあり、その場で交換しなければなりません」
LEDスクリーンに包まれた8本のタワーの建設には36時間かかっているという。