イングヴェイ・マルムスティーン(Yngwie Malmsteen)は世界中でフェスティバルに参加したり、ツアーを行っていますが、彼自身はチケットを買ってフェスティバルやコンサートに行ったことがあるのでしょうか? RIFFXの新しいインタビューの中で話しています。また「音楽は200年前にピークを迎えたと思う」とも語り、さらに自身が思うロックンロールの定義についても語っています。
イングヴェイはロックやメタルには興味をそそられるものがあまりないのではないかと尋ねられてこう答えています。
「音楽は200年前にピークを迎えたと思う。だから、俺にとっては、その時がピークなんだ。ブルースをベースとしたロックンロールは、例えばクラシックやジャズなどとはまったく違う音楽の形式だと思う。
方向性が異なるわけだが、すべてのものに価値がある。価値のないものなどなく、比較すべきではない。まったく違うものなんだ。
ロックンロールに関しては、歪んだギターとドラムセットがロックンロールだと思う。何を演奏するかは関係ない。エルヴィス・プレスリーからアイアン・メイデンまで何でもいい。俺にとっては、それがロックなんだ」
初めて参加したフェスティバルを覚えているかと尋ねられた彼は、次のように答えています。
「一度も観たことがない。10代の頃に一度、Woodstockholmというフェスに出演したことがある。17歳だった。素晴らしい経験だったよ。大勢の観客の前で演奏できたが、俺はまだ子供だった。その1年後にアメリカに行ったんだ。
フェスティバルのようなものは、どちらかというとヨーロッパのイベントだと思う。アメリカはあまり多くない。いくつかはあるけどね。
まあ、俺は行かないけどね。コンサートには行かないんだ。そういうことはしないんだよ」