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フォリナー、オリジナル・ヴォーカルのルー・グラムをフィーチャーした未発表曲「Turning Back The Time」公開

2024/08/21 00:52掲載
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Foreigner - Photo by Neal Preston
Foreigner - Photo by Neal Preston
フォリナー(Foreigner)は、オリジナル・ヴォーカルのルー・グラム(Lou Gramm)をフィーチャーした未発表曲「Turning Back The Time」をリリース。リリックビデオも公開されています。この曲のデモが最初に作られたのは1996年でした。今回、フォリナーの<ロックの殿堂>入りを記念して完成させています。この曲は海外で10月4日にリリースされる最新ベスト・アルバム『Turning Back the Time』にも収録されます。リリース元はRhino。

フォリナーの創設メンバーであるミック・ジョーンズ(Mick Jones)は米ビルボード誌のインタビューの中でこう話しています。

「ルー・グラムと僕が一緒に書いた曲の中には、日の目を見なかったものがたくさんある。“Turning Back the Time”はマーティ・フレデリクセン(Marti Frederiksen)との共作だ。マーティと僕は最近、この曲を見直して作り直した。時間が経ったからこそ、新鮮な視点で再び取り組むことができたよ。この曲の感情は、今、これまで以上に僕たちに語りかけている。ロックの殿堂入りを間近に控え、この曲を世界に聴いてもらうのに理想的なタイミングだと思ったんだ」

歌詞は、ビートルズの有名な『エド・サリヴァン・ショー』への初出演や、フォリナー自身のアルバム『Double Vision』についても言及しています。

この曲が最初にデモされたのは1996年でした。ジョーンズとフレデリクセンの2人はフォリナーのために曲を書き始め、グラムも参加して「Turning Back the Time」などいくつかの曲を制作しました。

ジョーンズとフレデリクセンは今年初めに録音を共同プロデュースし、2人ともギターを弾き、ジョーンズがキーボードを、フレデリクセンがベースを、彼の息子エヴァンがドラムを担当しました。

グラムのヴォーカルはオリジナルのデモからのものが使われています。

アルバム『Turning Back the Time』の他の17曲は、現ヴォーカルのケリー・ハンセンが参加した「When It Comes to Love」を含む、フォリナーの9枚のスタジオアルバムから選曲されています。

このほか、保管庫にまだ眠る未完成のフォリナーの楽曲については何も発表されていませんが、ジョーンズは5月に米ビルボード誌のインタビューの中で「ルーと一緒に書いたデモ曲がいくつかある。そのうちのいくつかはかなり有望だよ。マーティと一緒に書いた曲もいくつかある。デモのカセットテープを調べているけど、日の目を見るに値しない曲もあると思うよ」と述べていました。

■『Turning Back the Time』

1. "Feels Like The First Time”
2. “Cold As Ice”
3. “Long, Long Way From Home”
4. “Hot Blooded”
5. “Double Vision”
6. “Dirty White Boy”
7. “Head Games”
8. “Urgent”
9. “Waiting For A Girl Like You”
10. “Juke Box Hero”
11. “Girl On The Moon”
12. “I Want To Know What Love Is”
13. “That Was Yesterday”
14. “Say You Will”
15. “Can’t Slow Down”
16. “When It Comes To Love”
17. “The Flame Still Burns”
18. “Turning Back The Time”