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ピンク・フロイド「Money」 お金に関連する効果音がテンポを刻むイントロはどのようにして作られたのか?アラン・パーソンズ語る
2024/08/16 14:03掲載
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Pink Floyd / Dark Side Of The Moon
ピンク・フロイド(Pink Floyd)
「Money」のイントロでは、お金に関連する効果音(レジスターやコインのジャラジャラ音など)がドラム代わりにテンポを刻んでいます。アルバム『The Dark Side of the Moon(邦題:狂気)』のレコーディング・エンジニアを務めた
アラン・パーソンズ(Alan Parsons)
は、リック・ベアトの新しいインタビューの中で、彼がフロイドと共にどのようにして「Money」の有名なイントロを作ったかを話しています。
「彼らは実際にそのループに合わせて曲を演奏したよ。
ループの作成はかなり難しかった。お金の入った袋を木の床に落としたり、紙を破いたり、そういう音を用意して、それらをつなぎ合わせて、4チャンネルで部屋全体に広がるような音にしたことを覚えている。
難しかったのは、それぞれの音の長さが違うこと。単純に音をつなぎ合わせるだけでは、まったくリズミカルではないものになってしまう。リズミカルに正しく聴こえるようにするには、定規を使ってテープの長さを測るしかなかった。
それぞれの音の長さは6、7、8インチ。それを測って、つなぎ合わせ、次の音を測って、またつなぎ合わせる、という感じだね。
そのループが4トラックのスタジオ・マシンからマスターの24トラックに移されて、演奏に使用されたんだ。イントロとヴォーカルが入ってくるところまでしか使わなかった。フェードアウトさせたからね。(※ヴォーカルが始まる前にループを徐々にフェードアウトさせた)」
@amass_jp からのツイート