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ジョン・レノン&オノ・ヨーコの新ドキュメンタリー映画完成 米国で10月公開、72年に米テレビ番組で司会を務めた2人の1週間を描く

2024/08/16 13:00掲載
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Daytime Revolution
Daytime Revolution
ジョン・レノン(John Lennon)オノ・ヨーコ(Yoko Ono)は1972年初頭の1週間、当時アメリカで最も人気のあった昼間のトーク番組『マイク・ダグラス・ショー』でその週の司会を務めました。環境保護や警察の横暴など、2人にとって重要なテーマを取り上げ、チャック・ベリー(Chuck Berry)などをゲストに迎えてトークやパフォーマンスを行いました。この1週間の舞台裏を描く新しいドキュメンタリー映画『Daytime Revolution』が完成。サイトdeadlineによると、10月に開催される<ハンプトンズ国際映画祭>でプレミア上映され、その後、ジョン・レノンの84回目の誕生日となる10月9日に、全米50か所以上の映画館で公開される予定です。

監督はエリック・ネルソン。製作はShout! Studios、Creative Differences、CBS Media Ventures。

映画では、当時放送された70分の番組5回分のアーカイブ映像に加え、当時番組にゲスト出演したラルフ・ネーダーほか存命の6人の新しいインタビューを使って、この前例のない1週間の舞台裏を伝えています。映画は約108分。

オノ・ヨーコとその息子ショーン・レノン(Sean Ono Lennon)は撮影には参加していませんが、このプロジェクトを承認しており、クリエイティブ・コンサルタントを務めています。

映画のプレスリリースにはこう書かれています。

「『Daytime Revolution』は、ジョンとヨーコがスタジオの観客と交流する様子を見ることができ、その際のQ&Aセッションでは、ジョン・レノンがビートルズ解散後の自身の生活について驚くほど率直に語っている。

ジョンとヨーコはゲストも選ぶことができたが、その中には反戦活動家でイッピーのジェリー・ルービンやブラックパンサーのボビー・シール、ラルフ・ネーダーやジョージ・カーリンなど、当時物議を醸した人物もいました。

さらに、チャック・ベリーとの壮大なデュエットや、今ではクラシックとなった“Imagine”の感動的な演奏など、素晴らしい音楽パフォーマンスも番組の目玉でした。コンセプチュアル・アートのイベントや料理コーナーさえも、この型破りな番組の枠組みに織り込まれていました」

監督のネルソンによると、このドキュメンタリーは、当初2022年秋に公開される予定だったという。

「『Daytime』は2022年の秋に公開がほぼ決定していましたが、映画の楽観的で理想主義的なメッセージは、終末的で緊張感に満ちた11月5日に近づくほど、より歓迎される“一家言”になるだろうと強く感じたたため、2024年秋の選挙まで公開を控えるという決断を下しました。私たちのその想定は明らかに正しかったのです!」