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ゴールド・ディスク認定で贈られる「金色のレコード」には認定されたアルバムとは関係ない他の音楽が収録されている ビースティ・ボーイズ検証

2024/08/15 10:25掲載
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Gold record
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全米でアルバムが50万枚(またはそれに相当するストリーミング数)を売り上げ、全米レコード協会(RIAA)から“ゴールド・ディスク”に認定された際に贈られる記念の「金色のレコード」。このレコードには何が収録されているのか? 認定されたそのアルバムが収録されていると思われていましたが、ビースティ・ボーイズ(Beastie Boys)のメンバーによると、そうではないそうです。

ビースティのアドロック(Ad-Rock)とマイクDは、ポッドキャスト『Conan O'Brien Needs a Friend』に出演した際、「金色のレコード」に関するちょっとした知識を司会者に披露しました。アドロックは独自の検証を行い、アルバムの音楽とはまったく異なるものが収録されているという驚くべき事実を明らかにしています。

「カリフォルニアのスタジオで、マリファナを吸っていたんだ。ずいぶん昔のことだよ。そして、壁に“金色のレコード”が飾ってあった。それは僕らのアルバム『Paul's Boutique』のだった。(近くに)僕らのレコードもあって、片面に9曲くらい入っているのが見えた。それから、壁の“金色のレコード”を見てみると、4曲くらいしか入っていなかったんだよ」

曲数が違うことに気づいたアドロックは、額を開けて実際に聴いてみることにしました。

「ガラスを割ってレコードを取り出して、それをターンテーブルにセットしたんだ」

彼らが耳にしたのは、ビースティ・ボーイズの音楽ではありませんでした。何が収録されていたか? アドロックはこう話しています。

「バリー・マニロウのピアノ・ヴァージョンや(モリス・アルバートの)“Feelings”みたいなのを誰かがやってた。他もクソみたいなものだったよ」

これには司会者のコナン・オブライエンも困惑したようです。オブライエンが「“金色のレコード”はすべて、適当な曲が入っているのか?」と質問するとアドロックはこう答えています。

「他のものは知らない」「でも、バーブラ・ストライサンドとか、ドナ・サマーとか、バリー・マニロウとか、本当のスーパースターのは、それが彼女たちのレコードだったと信じたいね」