ザック・ワイルド　ジェフ・ベックの素晴らしさ／インスタのギタリスト達から刺激を受けたことを語る

ザック・ワイルド（Zakk Wylde）はポッドキャスト『Mistress Carrie』の新しいインタビューの中で、ジェフ・ベック（Jeff Beck）の素晴らしさについて語る。またInstagramのギタリストたちからインスピレーションを受けたとも明かし、「少し前に誰かが“ギターはもう死にかけている”みたいなことを言っていたよね。俺は“どこに身を隠して生きてきたんだ？”と聞きたくなったよ。Instagramを見るだけでいいんだ」とも話しています。

「ジェフ・ベックが（ニューヨークの老舗クラブ）イリディウムという小さなクラブでプレイするのを観たけど、素晴らしかったよ。でも、YouTubeで彼の演奏映像をいくつか観てみるだけでも良いんだ。彼がハリウッド・ボウルなどで演奏した最後のツアーにも行ったよ。“Somewhere Over the Rainbow”とか演奏しているんだけど、本当に素晴らしい。ギターで語らせたら右に出る者はいないよね。つまり、彼の演奏がいかに叙情的で、どんなテクニカルなものであっても、完璧なものであるということだよ。

ジョン・マクラフリンも史上最高のギタリストの一人だ。そのジョン・マクラフリンが“ジェフ・ベックが大好きだ”と言っていた。あのジョン・マクラフリンがそう言っているんだよ。

彼のアルバムはどれも本当に素晴らしい。どれでもね...。普通は『Blow by Blow』とか、画期的なアルバムとか（を選ぶんだろうけど、でも）どれも本当に素晴らしい。彼のアルバムならどれから聴いてもいいよね。

ジェフ・ベックの素晴らしいところは、常に新しいものを生み出し、それが常に新鮮に聴こえること。彼は凄いよ」

ザックは同じインタビューの中で、若いギタリストたちにも注目していると話しています。

「例えば、ジャレッド・ジェームス・ニコルスもいるし、リッチー・フォークナーも素晴らしいし、ティム・ヘンソンもいる。彼は凄すぎる。もちろん、トシン（アバシ）も間違いなくそうだよ。

Instagramを見ると、ギターを演奏するのが大好きな若いプレイヤーがたくさんいて、とても刺激になる。

そういえば、少し前に誰かが“ギターはもう死にかけている”みたいなことを言っていたよね。俺は“どこに身を隠して生きてきたんだよ？”と聞きたくなったよ。

Instagramを見るだけでいいんだ。多くの若者が楽器を愛し、楽器を自在に操り、素晴らしいテクニックを身につけているのを見るのは素晴らしいことだよ。そして彼らは偉大なプレイヤーだ。俺にとってはインスピレーションになる」