U2は2006年にリック・ルービン(Rick Rubin)をプロデューサーに迎えてレコーディング・セッションを行いましたが、日の目を見たのは2曲だけでした。U2の楽曲解説本『U2: Song by Song』の著者であるアーロン・J・サムズはBooked on Rockの新しいインタビューの中で、このコラボレーションがうまくいかなかった理由を語り、また日の目を見ないままのルービンとの楽曲はアルバム1枚分あるとも述べています。
「そのセッションから生まれたのは、グリーン・デイとの“The Saints are Coming”と“Window in the Skies”だけだった。両曲とも、彼らがリリースしたベスト盤(2006年の『U218 Singles』)に収録されている。でも、ルービンとの楽曲は、彼らが一度も取りかからなかったもの、あるいは取りかかるつもりでいるものも含めて、アルバム1枚分あるんだ」