レミーの遺灰を収めた胸像の移設にバイカーたちが集結　50台以上のハーレーダビッドソンのバイクの隊列が運ぶ

モーターヘッド（Motörhead）のレミー・キルミスター（Lemmy Kilmister）の遺灰を収めた胸像を、レミーが愛したコンサート会場に届けるためにバイカーたちが集結。50台以上のハーレーダビッドソンのバイクの隊列が胸像を運んでいます。

この遺灰を収めた胸像は先週末に、英メタル・フェス＜Bloodstock Open Air Festival＞のステージ上でお披露目されました。その後、この胸像はノッティンガムにあるコンサート会場のロック・シティに移されました。モーターヘッドはこの会場で、1987年から2006年の間に計10回コンサートを行いました。

胸像は今後、Bloodstockフェスティバルが開催される際には再び会場に戻されますが、それ以外の期間はロック・シティにて展示されます。

ロックシティでは、モーターヘッドの名曲「Ace Of Spades」の有名な一節（You know I'm born to lose, and gambling's for fools, but that's the way I like it baby, I don't wanna live forever.／僕は負けるために生まれてきたんだ。ギャンブルはバカのすることだが、でも俺はそれが好きなんだ。長生きしたいわけじゃない）が刻まれた記念プレートと並んで展示されます。

胸像の移設には、ヘルズ・エンジェルスのメンバーを含む50人以上が参加。バイカーたちのパレードが会場の入り口に到着し、けたたましいエンジン音が最高潮に達する中、遺灰を収めた胸像はメインエントランスを通って、レミーを称えるために特別に作られた展示スペースに運ばれました。

同会場のプログラマー、エイミー・ローソンはこう語っています。

「レミーの胸像がロック・シティに到着したことをとても嬉しく思います。また、Bloodstockフェスティバルが胸像を展示するために私たちの会場を選んでくれたことを光栄に思います。このようなロック界の象徴的な先駆者を称える胸像が、彼の音楽的遺産と密接なつながりを持つこの会場に展示されるのはふさわしいことだと思います。彼の多くの熱心なファンがこのアイコンに敬意を表するために訪れるのを心待ちにしています」

当日の動画・写真あり