それと、(1978年のライヴ・アルバム)『Strangers In The Night』は、基本的にUFOのベスト盤なんだ。『Phenomenon』の後のツアーでは、(『Phenomenon』から)何曲か選んで演奏していた。その後の『Force It』以降もアルバムを作るたびに、(その作ったアルバムから)どの曲を選んでライヴで披露するかをみんなで決めていた。『Strangers In The Night』を制作する頃には、それらすべてが揃い、基本的にUFOのベスト盤になっていたんだ。それに、たまたまほとんどの曲は、俺自身が書いたものだった。だから、その情報もすべて一緒に加えたいと思ったんだ。
そして実際にアクセルは“Too Hot To Handle”“Only You Can Rock Me”“Love To Love”を歌うことになった。でも、当時彼らはツアー中だったので、アクセルは“Only You Can Rock Me”と“Too Hot To Handle”のパフォーマンスに満足していなかったようなんだ。ツアーの真っ最中だったこともあり、曲が多すぎたのだと思う。彼は“Love To Love”だけに集中したかった。彼は完璧主義者だと俺は気づいた。そして、彼の準備ができるまで待った。最終的に彼は“OK、‘Love To Love’が出来た。リリースしてくれ。これで終わりだ”と言ってくれたんだ」
■『My Years With UFO』
01. Natural Thing (feat. Dee Snider, Joel Hoekstra) 02. Only You Can Rock Me (feat. Joey Tempest, Roger Glover) 03. Doctor, Doctor (feat. Joe Lynn Turner, Carmine Appice) 04. Mother Mary (feat. Slash, Erik Grönwall) 05. This Kids (feat. Biff Byford) 06. Love To Love (feat. Axl Rose) 07. Lights Out (feat. Jeff Scott Soto, John Norum) 08. Rock Bottom (feat. Kai Hansen) 09. Too Hot To Handle (feat. Joe Lynn Turner, Adrian Vandenberg, Carmine Appice) 10. Let It Roll (feat. Michael Voss) 11. Shoot, Shoot (feat. Stephen Pearcy)